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概況


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【1】NY市況           
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□ダウ工業株      
16790.19(+ 13.76)△0.08%

□ナスダック       
4748.36(- 32.90)▼0.69%

□S&P500      
1979.92(-  7.13)▼0.36%

□ダウ輸送株       
7971.86(- 83.34)▼1.03%

□半導体株(SOX)    
621.95(+  2.10)△0.34%


□NY原油先物(11月限)  
48.53(+ 2.27)

□NY 金先物(12月限)
1146.40(+ 8.80)

□バルチック海運指数    
869   (-12)

□為替      
(対ドル)120.22(前日比0.06円安)
        
(対ユーロ)135.48(前日比0.71円安)

□CME日経225先物 
18170(±  0)※大阪先物比




 6日のNY株式市場は、方向感なくもみ合いましたが、ダウは小幅ながら3日続伸、ほぼ1カ月半ぶりの高値で取引を終了しました。

 米商務省が発表した8月の貿易統計で、貿易赤字(サービスを含む国際収支ベース)が前月比で15.6%増と大きく拡大し、世界経済の減速やドル高が企業収益を圧迫するとの見方が相場の重石となり、国際通貨基金(IMF)が今年の世界経済の成長率見通しを下方修正したことも投資家心理を冷やしました。

 一方で早期利上げ観測の後退が相場を下支え。ダウ構成銘柄で化学・種子大手のデュポンが大幅高となったことや原油相場の上昇で石油株が買われたことも相場を支援しました。ただ、ダウは過去5日間で700ドル超上昇していたことや、S&P500種指数が5日続伸となっていたこともあり、利益確定の売りが上値を抑えました。

 ダウは小幅ながら3日続伸となり、終値としては8月20日以来の高値水準。一方、ナスダックは5日ぶり、S&P500種指数は6日ぶりの小休止です。

 S&P業種別指数では、エネルギーや素材(資源等)が上昇した一方、へルスケア(医薬品等)の下落が目立ちました。

 個別銘柄では、飲料大手のペプシコがまずまずの決算を発表し株価が上昇。決算発表シーズンがペプシコの良好な決算と株価上昇でスタートしたことは相場全体にプラスに作用しました。CEOの辞任を発表したデュポンが、経営刷新を期待した買いを集め大幅高。原油相場の上昇でシェブロンやコノコフィリップスなどのエネルギー株が軒並み高となっています。

 経営再建策を示した資源大手のフリーポート・マクモランも大幅上昇。アナリストによる高評価が伝わったネットワーク機器のシスコシステムズや物流のフェデックスが買われ、ゼネラル・エレクトリック(GE)やキャタピラーが続伸。半導体製造のスカイワークスによる買収が明らかなった半導体関連のPMCシエラが急伸。半導体のマイクロン・テクノロジーやマーベル・テクノロジーなども上昇しました。

 一方、米議会で薬価が不当に高いとの指摘が出ており、値下げ圧力への警戒感から医薬品株が軒並み安となり、医療保険のユナイテッドへルスなども下落。また、アメリカン航空やデルタ航空など航空株の値下がりも目立ちました。

 ダウ構成銘柄では、デュポンを筆頭にシュブロンやキャタピラー、GE、インテル、シスコシステムズなどが上昇した一方、ユナイテッドへルス、メルク、ファイザー、ジョンソン&ジョンソンなどが下げました。

 NY原油先物(WTI)は大幅高で3日続伸。OPEC(石油輸出国機構)の事務局長が石油価格が今後上昇するとの見方を示したことなどが買いにつながりました。終値としては8月末以来、およそ1カ月ぶりの高値水準となっています。NY金先物は小幅ながら3日続伸。早期利上げ観測の後退が金相場の下支えとなっています。




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【2】本日の注目点と話題        
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◆昨日の日経平均株価は5日連続上昇。前日比180円高の1万8186円で取引を終了しました。5日間の上げ幅は1255円となっています。

 NYダウは13ドルの小幅高です。CME日経225先物は1万8170円で、昨日の東京市場の日経平均終値1万8186円とほぼ同水準です。


◎日経平均株価と上下の節目
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 1万8500円 心理的節目

☆1万8186円 昨日終値

 1万8170円 CME日経先物

 1万8168円 一目(雲)上限

 1万8079円 窓下限(10月5日高値)

 1万8047円 一目基準線

 1万8024円 25日線

 1万8000円 心理的節目

 1万7805円 5日線


 尚、中国は国慶節(建国記念日)の大型連休期間のため、上海市場は本日まで休場です。



◆本日は郵政3社(日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険)の売り出し価格の仮条件が決定します。そして明日から16日の11:00までが、仮条件をもとに需要を申告するブックビルディング期間となります。

 ちなみに、目論見書による売り出し想定価格は日本郵政が1株1350円、ゆうちょ銀が1400円、かんぽ生命が2150円で、3社に最低単位投資した場合に50万円内に収まるように配慮されていました。実際に仮条件の上限が想定価格近辺で決定すれば、配当利回りやPBR(株価純資産倍率)から見て割安感があります。


 ところで、ノーベル賞週間の今週、医学・生理学賞受賞に続いて、物理学賞でも日本人研究者が受賞の栄誉に授かりました。

 物理学賞を受賞したのは、物質のもとになる最も基本的な粒子のひとつ「ニュートリノ」に質量があることを世界で初めて証明し、それまでの定説を覆した東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章氏で、ニュートリノの観測で2002年に同賞を受賞した小柴昌俊氏とは師弟の間柄にあります。

 すでに昨夕の私設取引システム(PTS)では、関連銘柄の浜松ホトニクスが急伸しています。

 尚、日本人がノーベル賞を受賞するのは、医学・生理学賞の大村智氏に続いて24人目で、物理学賞の受賞は昨年の赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏に続いて11人目となります。




◎本日の経済指標
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 14:00 8月の景気動向指数速報

   〃   5日時点のガソリン店頭価格



 景気動向指数(CI)は、景気がどのくらいの強さで回復や後退しているのかを示す指数で、景気の現状を示す8月の一致指数は前月比0.6ポイント程度の低下が予想されており、2カ月連続で低下する見込みです。


 また、本日は日銀金融政策決定会合の最終日です。市場の一部には今回の会合で追加緩和に踏み切るとの見方もあり、会合後の結果発表と15:30に行われる黒田日銀総裁の記者会見も注目されます。

 その他、内閣改造および自民党役員人事、家電・ITの国際見本市「シーテックジャパン2015」の一般向け公開(幕張メッセ、10日まで)、そして今夕はノーベル化学賞の受賞者の発表もあります。




◎主な決算発表
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 15:00
 ローソン(2651)、ABCマート(2670)、ファミリーマート(8028)、イオン(8267)

 16:00
 吉野家(9861)



◆その他のトピックは、内閣改造・経済産業相に林幹雄氏・一億総活躍相に加藤勝信氏、TPP出遅れ国に焦り、TPP影響抑制策・コメ価格維持に焦点、通貨別決済シェア・人民元が円抜き4位に、IMFが世界経済見通しを下方修正、VW・すべての投資計画と合理化計画を見直し、エアアジアが中部拠点に3路線、脱毛サロン「ミュゼ」運営会社が私的整理、葉物野菜が一段と値上がり、鋼材やセメントの過剰感強まる・公共事業一巡や輸入増で。

 トヨタ・20年めどに自動運転車、大手生損保がインドで出資拡大、帝人がファミマと商品開発で提携、ダイキン・パイ専門店を今後10年で300店、ソニーが半導体事業を分社化、村田製がスマホ部品増産、コニカミノルタ・呼吸停止をカメラで検知、東洋鋼鈑が車用金型大手の富士テクニカ宮津を買収、Jフロントと千趣会・来期から本格的に相互販売。

 良品計画の3~8月期最終益最高、Jフロントが今期経常を上方修正・純利益は下方修正、日通の4~9月期営業益9%増、オービックの4~9月期経常最高、JINが前8月期経常益を上方修正、ユニオンツルの12~8月期純利益52%増、イエロハットが無借金に、オリンピックが今期最終益を下方修正、OLCの4~9月期は8%営業減益、岩谷産が海外CBで300億円調達、エフィッシモがリコー株など買い増し、米投資会社がぐるなび株を5%取得など。




◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 8日(木)
 8月の国際収支
      
 9月末の東京都心オフィス空室率
      
 上半期の企業倒産
      
 10月の金融経済月報
      
 G20財務相・中央銀行総裁会議
      
 FOMC議事要旨(9月16~17日開催分)


 9日(金)
 IMFと世界銀行の年次会合
      
 9月の米輸出入物価指数
      
 8月の米卸売売上高



◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 > 前場安いと後場高の日

 <相場高低判断> 突飛の値出ることあり
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