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【1】今日の相場
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◎日経平均
18322.98(+136.88)△0.75%
◎TOPIX
1493.17(+ 17.33)△1.17%
◎売買高概算 23億2839万株
◎売買代金概算 2兆5804億円
◎時価総額 539兆1325億円
◎値上り銘柄数 1271
◎(年初来)新高値 21
◎値下り銘柄数 539
◎(年初来)新安値 8
◎変わらず 89
◎騰落レシオ(25日)
93.88%(前日比4.35%低下)
◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗
○●●○●●○○○○○○ 66.7%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+1.84%
75日線比-5.97%
◎為替
(対 ド ル)120.00(前日比0.16円高)
(対ユーロ)135.14(前日比0.37円安)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
236.6円(+ 2.1円)16355万株
2.三菱UFJ<8306>
773.2円(+ 12.7円) 5987万株
3.ユニチカ <3103>
60円(+ 1円) 5897万株
4.東芝 <6502>
321.6円(+ 14.7円) 4521万株
5.神戸製鋼 <5406>
148円(+ 7円) 4329万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570>
14180円(+ 340円) 2296億円
2.トヨタ自 <7203>
7351円(+ 133円) 705億円
3.ソフトBK<9984>
6188円(+ 178円) 652億円
4.三菱UFJ<8306>
773.2円(+ 12.7円) 460億円
5.みずほ <8411>
236.6円(+ 2.1円) 385億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1310万株 買い1850万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が6日連続高、前日比136円(0.75%)高の1万8322円で取引終了です。この6日間の上げ幅は1391円に達しています。
昨晩のNYダウは13ドルの小幅高で材料難の中、昨日まで5日連続高の後だけに朝方は小幅安でのオープニングとなりました。日銀が金融政策決定会合で追加金融緩和を見送ったことも重石となり、後場寄りの12:30には下げ幅が143円となって1万8043円まで下押しする場面がありました。
ただ、売り一巡後は一転して押し目買いが優勢となって下げ幅を縮小。第3次安倍改造内閣の閣僚名簿が発表となり、今後の経済対策への期待感が高まったこと、加えて10月30日の日銀金融政策決定会合での追加緩和策へ期待も高まり、引けにかけては一気に上げ幅を拡大しています。売買代金は概算2兆5804億円、上海市場は国慶節で休場。香港ハンセン指数は日本時間16時前現在で503ポイント(2.31%)高の2万2335と大幅高です。
業種別では、石油、鉄鋼、商社、機械、自動車、海運などの上げが目立ちます。
個別銘柄では、パイオニアが15円高の291円、JVCケンウッドが13円高の304円、クラリオンが11円高の405円となるなど自動運転関連が上昇。トヨタが高速道路で自動運転できる市販車を2020年頃に発売すると発表し、材料視した買いが入っています。
パイオニアは車に搭載して周囲を3次元で把握できる計測機器などを手掛けており、自動運転車の普及による収益拡大期待が高いです。加えて、複数の大手自動車メーカーからスピーカー計約4500万本を新規に受注したと発表しています。
東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章氏がノーベル物理学賞を授賞したことを受け、ニュートリノ研究の関連銘柄として浜松ホトニクスが109円高の2929円と値を飛ばしています。高周波プラズマ電源装置を手掛けるADプラズマも78円高の874円と大幅高です。
電子部品からの貴金属回収をするアサカ理研がストップ高で300円高の1605円。足元で金や白金の価格が上昇しており、回収した電子部品や不良品から貴金属を抽出・精製する事業を手がける同社株に見直し買いが入っています。
OPEC事務局長が世界的な石油投資の急減が供給を抑制するため、石油価格が上昇する見通しと語ったことで足元の原油価格が上昇。これを受けて三井海洋開発が171円高の2835円、国際帝石が82円高の1217.5円、石油資源開発が195円高の3630円、三菱商事も150.5円高の2219円と大きく値を上げています。
その他、好業績発表のファミリーMが240円高の5430円、物流一括受託のSBSHDが77円高の1083円、ユニー系呉服専門店チェーンのさが美が12円高の169円と連日で上昇しています。
本日の新高値銘柄は、共和レザー、TOW、TOTO、新日鉄住金、蛇の目、パイオニア、クラリオン、Uアローズ、フランスベッド・・・等々です。
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【2】主な投資判断
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[クレディS証券]
据置き A
(6201)豊田織機 8,200→ 7,800円
据置き A
(7270)富士重工 5,950→ 5,800円
据置き A
(9201)JAL 6,700→ 6,800円
引下げ A→B
(8053)住友商事 1,600→ 1,140円
[モルガンSMUFJ証券]
引上げ B→A
(9831)ヤマダ電機 550→ 670円
[UBS証券]
据置き A
(2157)コシダカHD 3,500→ 3,300円
引下げ A→B
(6371)椿本チエイン 1,270→ 850円
[バークレイズ証券]
引上げ B→A
(3407)旭化成 1,250円
[三菱UFJMS証券]
据置き A
(4042)東ソー 960→ 910円
引上げ B→A
(4061)デンカ 530→ 700円
据置き A
(4204)積水化学 2,200→ 1,900円
引上げ C→B
(4751)サイバーエー 5,200→ 5,000円
[みずほ証券]
引上げ B→A
(5803)フジクラ 720→ 600円
引下げ B→C
(6981)村田製作所 19,000→13,000円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【3】本日の経済指標等の結果
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◎景気動向指数(CI)
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景気の現状を示す8月の一致指数(速報値)は前月比0.6ポイント低下と、市場予想どおりで、2カ月連続で悪化しました。景気の基調判断は「足踏みを示している」で据え置かれています。
◎ガソリン価格
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5日時点のレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均)は3週連続の値下り。1リットル134.4円で、前週に比べ0.5円下落しました。
ちなみに5日時点のハイオクの店頭価格は1リットル145.3円、軽油は1リットル112.8円で、いずれも前週比で0.5円の下落となっています。