三井造船 受注減

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三井造船 受注減

先週の投資損益は722,648円の利益でした。

7/31第1四半期決算短信←リンク
受注残は2年分で、競合他社が3年分以上の受注残なのに相変わらず出遅れています。
海上自衛隊からの安値受注である程度は予想していましたが、第1四半期は前期比受注減になってしまいました。

三井造船 1年チャート ↓ クリックで拡大

受注増だった1年前のような株価上昇は期待できません。
しかし、海上自衛隊から安値受注した分だけ、防衛省から研究費補助金が降りているので、受注外収益を見込めると予想します。

ちよだ型潜水艦救難母艦 ↓ クリックで海上自衛隊リンク

新型潜水艦救難母艦を三井造船は建造費292億円で落札しました。
平成26年度概算要求←防衛省リンク
概算要求では508億円が計上されています。
落札した建造費292億円との差額216円までの研究費補助金を期待して良いようです。
概算要求に比べて余りの低廉受注でがっかりしていましたが、防衛省の調達契約の見直しで建造費と研究費は区分契約となったようです。
ちなみに兵装は無く実績も高く評価されているので、武器輸出三原則の枠外で輸出して欲しいですが、今のところ輸出の話はありません。
もっとも、国産の救難艦は足が遅いという欠点が露呈しているので、新型艦が高い機動性を証明しない限り輸出の話も無いでしょう。

投資方針
造船不況で大幅な株価上昇は見込めません。
一方で粗利低下は底打ちが見込めるため、株価は安定的と予想します。
しばらくはスウィング取引で鞘取りします。
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