NGTNさんのブログ
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今日の相場 -7/9-
∇ダウ:11,384.21(+152.25) ナスダック総合指数:2,294.44(+51.12) S&P500:1,273.70(+21.39)
困難な状況に直面している金融機関への対応策に言及したバーナンキFRB議長の発言、当局のコメントによるファニーメイ・フレディマックの大幅増資懸念の後退、原油価格の下落、などの好材料により米株は反発しました。ショートカバーが入ったと思われ、金融株が大幅高していました。ショートが相当たまってるんでしょう。株高にもかかわらず10年債利回りは低下。原油価格の下落によりインフレ懸念が後退したのだと思います。このまま原油も長期金利も低下していくと、実態経済にとってはプラスです。
原油は、今週の動きだけ見ると天井をつけた雰囲気もありますが、日足チャートではまだまだトレンドが崩れていませんね。130ドルを割ってくるとトレンドが崩れた感が出るのですが。
Fedは、システミックリスクを防ぐ仕組み作りを着々と進めている感じです。まあ、こういう防御策を作っても、保有証券・債権価格の下落による金融機関の損失計上が止まるわけではないですが。(取ったリスクについては、当然自分でダメージを引き受けなければならないので当然のこと。)連鎖的に金融機関がバタバタ倒れることと、金詰まりで実体経済に悪影響が出ることを防ぐのが目的ですね。
・プライマリーディーラー向け緊急貸出制度、延長の可能性=米FRB議長
プライマリーディーラー(証券会社など)が、地方債やMBSなどを担保に公定歩合でお金が借りられる仕組み。疑心暗鬼による流動性の枯渇で、金融機関が倒れるのを防ぐ。
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnJT820382320080708
・投資銀行の破たん処理策、商業銀行がモデルに=米FRB議長
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-32647820080709
・デリバティブの相対取引の管理体制に改善が必要=米FRB議長
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-32647020080709
・OFHEO、ファニーメイとフレディマックへの懸念払しょく図る
昨日のリーマンのレポートは何だったのかと。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCGJ7689.html
・簿外資産についての会計基準変更、金融会社への影響は
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCGK1402.html
・最も強力な一歩 政府系住宅金融改革で米財務長官
http://www.usfl.com/Daily/News/08/07/0708_023.asp?id=62031
・米住宅差し押さえ、年内に250万件に達する可能性=財務長官
住宅市場はまだ駄目なようですね。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-32642720080708
・5月米住宅販売保留指数は前月比‐4.7%=NAR
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-32644420080708
・アルコア4-6月期、24%減益も市場予想を上回る
引け後に発表。時間外取引では上昇。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCGJ6592.html
・イランがミサイル試射、イスラエルとの関係緊迫化のなか
うーん・・・。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-32657920080709
∇米企業の業績と株価の動きについて。見通しが当たるかどうかは別にして、コンセンサスがどの辺にあるのかを知るのには面白い記事だと思います。
・Deutsche, UBS Fight History With S&P 500 Forecasts
ストラテジストの平均予想は、S&P500が年末に1515ポイント。1600ポイント超えの予想も。強気だなぁ・・・。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=a9lalIvnzbCo
・Profits in U.S. Probably Fell Again, Led by Citigroup
GSは2008年後半についてやや弱気に傾いてきた感じ。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=aDqAj6riDR5c
∇日経平均:13,052.13(+19.03) TOPIX:1,285.53(+2.02)
米株高、円安進行を受けて日経平均は反発して始まりましたが、後場から垂れていき結局小幅高で引けました。後場垂れた理由を推測すると、米長期金利低下に伴い日本も長期国債が買われ債券先物買い・株先物売りが入った、韓国市場・台湾市場が弱かった、SQ絡みの仕掛けが入った、戻り売りが出た、ってところでしょうか。「イランのミサイル発射で地政学リスクが高まり」という解説もありますが、あんまり関係ないんじゃないかなと思います。
個人的には、債券先物買い・株先物売りの影響が強かったのではないかと思います。前場に昨日入れた分を巻き戻して、後場にまたやった感じです。5月あたりは、原油価格の上昇によりインフレ懸念が高まり日米とも債券が売られ、それと同時に債券先物売り・株先物買いが入って株式相場を押し上げた面もあり、原材料価格の上昇によるインフレだと企業収益も圧迫されるから株売りにならないのかなと変な感じがしてて結局そのあと株価も下げていったのですが、今日はそれの逆が起きたのかなと思いました。ということで、(現物が様子見ムードなのが最大の要因だと思いますが、)ファンダを考えない投機筋の機械的な売買による需給要因も強かったのではないかと。このまま原油価格が落ち着けば、当然株価にとってもプラスですので、一旦は上昇に転じるのではないかと思います。原油が落ち着かなかったら不透明な状況が続きそうですが。
・5月機械受注(船舶・電力除く民需)、今年1月以来の高い伸び
製造業関連の企業サイドの数字は結構底堅い。消費者マインドなどは悪いですが。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-32647720080709
イオンの3―5月期は20%営業減益、GMSのリストラを上積み
PB商品、やはり好調なんですね。
http://jp.reuters.com/article/resultsNews/idJPnTK015421420080708
困難な状況に直面している金融機関への対応策に言及したバーナンキFRB議長の発言、当局のコメントによるファニーメイ・フレディマックの大幅増資懸念の後退、原油価格の下落、などの好材料により米株は反発しました。ショートカバーが入ったと思われ、金融株が大幅高していました。ショートが相当たまってるんでしょう。株高にもかかわらず10年債利回りは低下。原油価格の下落によりインフレ懸念が後退したのだと思います。このまま原油も長期金利も低下していくと、実態経済にとってはプラスです。
原油は、今週の動きだけ見ると天井をつけた雰囲気もありますが、日足チャートではまだまだトレンドが崩れていませんね。130ドルを割ってくるとトレンドが崩れた感が出るのですが。
Fedは、システミックリスクを防ぐ仕組み作りを着々と進めている感じです。まあ、こういう防御策を作っても、保有証券・債権価格の下落による金融機関の損失計上が止まるわけではないですが。(取ったリスクについては、当然自分でダメージを引き受けなければならないので当然のこと。)連鎖的に金融機関がバタバタ倒れることと、金詰まりで実体経済に悪影響が出ることを防ぐのが目的ですね。
・プライマリーディーラー向け緊急貸出制度、延長の可能性=米FRB議長
プライマリーディーラー(証券会社など)が、地方債やMBSなどを担保に公定歩合でお金が借りられる仕組み。疑心暗鬼による流動性の枯渇で、金融機関が倒れるのを防ぐ。
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnJT820382320080708
・投資銀行の破たん処理策、商業銀行がモデルに=米FRB議長
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-32647820080709
・デリバティブの相対取引の管理体制に改善が必要=米FRB議長
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-32647020080709
・OFHEO、ファニーメイとフレディマックへの懸念払しょく図る
昨日のリーマンのレポートは何だったのかと。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCGJ7689.html
・簿外資産についての会計基準変更、金融会社への影響は
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCGK1402.html
・最も強力な一歩 政府系住宅金融改革で米財務長官
http://www.usfl.com/Daily/News/08/07/0708_023.asp?id=62031
・米住宅差し押さえ、年内に250万件に達する可能性=財務長官
住宅市場はまだ駄目なようですね。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-32642720080708
・5月米住宅販売保留指数は前月比‐4.7%=NAR
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-32644420080708
・アルコア4-6月期、24%減益も市場予想を上回る
引け後に発表。時間外取引では上昇。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCGJ6592.html
・イランがミサイル試射、イスラエルとの関係緊迫化のなか
うーん・・・。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-32657920080709
∇米企業の業績と株価の動きについて。見通しが当たるかどうかは別にして、コンセンサスがどの辺にあるのかを知るのには面白い記事だと思います。
・Deutsche, UBS Fight History With S&P 500 Forecasts
ストラテジストの平均予想は、S&P500が年末に1515ポイント。1600ポイント超えの予想も。強気だなぁ・・・。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=a9lalIvnzbCo
・Profits in U.S. Probably Fell Again, Led by Citigroup
GSは2008年後半についてやや弱気に傾いてきた感じ。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=aDqAj6riDR5c
∇日経平均:13,052.13(+19.03) TOPIX:1,285.53(+2.02)
米株高、円安進行を受けて日経平均は反発して始まりましたが、後場から垂れていき結局小幅高で引けました。後場垂れた理由を推測すると、米長期金利低下に伴い日本も長期国債が買われ債券先物買い・株先物売りが入った、韓国市場・台湾市場が弱かった、SQ絡みの仕掛けが入った、戻り売りが出た、ってところでしょうか。「イランのミサイル発射で地政学リスクが高まり」という解説もありますが、あんまり関係ないんじゃないかなと思います。
個人的には、債券先物買い・株先物売りの影響が強かったのではないかと思います。前場に昨日入れた分を巻き戻して、後場にまたやった感じです。5月あたりは、原油価格の上昇によりインフレ懸念が高まり日米とも債券が売られ、それと同時に債券先物売り・株先物買いが入って株式相場を押し上げた面もあり、原材料価格の上昇によるインフレだと企業収益も圧迫されるから株売りにならないのかなと変な感じがしてて結局そのあと株価も下げていったのですが、今日はそれの逆が起きたのかなと思いました。ということで、(現物が様子見ムードなのが最大の要因だと思いますが、)ファンダを考えない投機筋の機械的な売買による需給要因も強かったのではないかと。このまま原油価格が落ち着けば、当然株価にとってもプラスですので、一旦は上昇に転じるのではないかと思います。原油が落ち着かなかったら不透明な状況が続きそうですが。
・5月機械受注(船舶・電力除く民需)、今年1月以来の高い伸び
製造業関連の企業サイドの数字は結構底堅い。消費者マインドなどは悪いですが。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-32647720080709
イオンの3―5月期は20%営業減益、GMSのリストラを上積み
PB商品、やはり好調なんですね。
http://jp.reuters.com/article/resultsNews/idJPnTK015421420080708
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