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ソフトバンク スプリント減損が秒読み入り

スプリントの株価が下げ止まらず、減損ライン到達が間近です。
"減損爆弾"がいつ爆発するか、ここ8ヶ月ほど機関投資家が手控えて見守っていますが、そろそろかもです。

スプリント 半年チャート ↓ クリックで拡大

全米第4位キャリアに転落が秒読みとなったSprintの株価下落が続いています。
まもなく、ソフトバンクSprint株式を減損しなくてはならないラインに到達します。
昨年の暮れに一度だけ減損ラインをSprint株価が割ったのですが、四半期末の評価基準日ではクリアしています。

保有株式株価情報←IRリンク
7/14の15時の時点で、Sprint株式の含み損率は22.5%です。
為替レートも影響するので、一概に株価だけでは減損ラインを判定できません。
Sprintが株価回復の有効な手立てをしなければ、為替変動で減損ラインを割り込む可能性もあります。

Sprint減損回避
Sprintへの投資の回収可能性は、期待収益積算からは既に減損対象です。
しかし、株式を譲渡することで投資回収が可能とされ、減損を回避してきました。
売却による投資回収の道が無くなると、残る手立てはリコース・ローンの代物弁済行使、つまりSprint売却です。
ただし、Sprint売却は経営判断事項なので予測できないです。

Sprint減損 5,600億円超
ソフトバンクはIFRS基準なので、現状でSprintを減損するとしたら株価の下落以外に減損計上の要因は考えにくいです。
その前提で概算すると、Sprint減損損失は5,600億円超となります。
逆に、減損ラインに達しなければ減損会計は発動しないから、5,500億円以下の減損損失はありません。
つまり、Sprintの株価次第でソフトバンクの利益はその期だけとはいえ吹き飛びます。

投資方針
Sprint減損発動でソフトバンクが財務ダメージを受ける日が近づいています。
ここ8ヶ月ほど機関投資家が手控えて見守っていますが、ソフトバンクの株価は急落するのか、それともアク抜けで急騰するのか、蓋を開けてみないと分かりません。
個人的には、信用買残高が大きいから、一時的にパニック売りが出るように予想しています。
減損発表で急落したら買い場なのか、いまひとつ分析不足です。
しばらくソフトバンクSprint含み損を監視しつつ、来るべき日の対策を練ります。
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