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裁定買い残と信用売り

今日は日記を書く予定はなかったが、予定より早く用事が済んだので
自分の復習のために少し書くことにした。


素人のひとりごと日記です。
(正しくは、信頼できる専門家へ)


○ギリシャ問題


この問題について、IMFはギリシャの今月分の月末一括返済を認めた。


少しの期間だけ問題が先送りされた。
投資家の立場としては、EUが支援するのか、ギリシャがデフォルトするのか
どちらか結論を出してほしいところだった。


聞いた話によると、先日、経済番組で専門家が、ギリシャは絶対に破たんすると
言っていたらしい。


7月のギリシャ国債の返済は絶対できない。


絶対と言ったらしい・・・

自信があるのでしょう。


どうなるのでしょうか?


もし、ギリシャがデフォルトするとなった場合、株価は大きく下がると思う。
しかし、そこから日本株が下落トレンドに入るとは思えない。


ギリシャ問題には、引き続き注意したい。


○GPIF


直近週間で2ヶ月ぶりに買ってきた。
GPIFの買いがここから復活する可能性がある。


○日本株はバブルか?


日記に書いたように、中国株はバブルになっている。
信用の買い残が相当の水準になっているので、中国株は、バブルの真最中。


日本株はどうか?


日経225のPERは16.49倍
東証一部全銘柄では、17.54倍


なので、割高水準と言われるPER 18倍に届いていない。
今の日本株の水準は、まだバブルではない。


日本株全体で見れば、株価は割安水準ではないが、バブル的水準でもない。
長い目で見れば、まだ上昇してもおかしくない株価水準ではある。


○節目


日経平均株価


6月5日(金)終値 20,460円
CME日経 20,580円


となっている。


このままいくと、あすの月曜日は上昇スタートになりそうだ。


目先の上値の節目は日経平均株価 20,800円になる。


○ゴールドマン・サックス


日本株の株価形成に大きな影響力を持つGS(ゴールドマン・サックス)
もちろん正確な数字はわからなので、イメージのようなものを書くと


GSは、TOPIX先物で1.8兆円の買い建玉(6月限)
225先物を加えると2兆円以上の買い建玉を保有していた。


ここからGSがどうでるのか?


3通り考えられる


① 6限月から9限月に乗り換える


② 6限月分を全部売る


③ 6限月分を売って現物に置き換える。


足元、3,000億円ほど9限月に乗り換えている兆候があるので、①の可能性もある。


① の場合は、日本株はメジャーSQまで強い。
② の場合は、日本株はSQ前に下落する。


世界最高レベルの頭脳をもったGSは、堂々の勝ち組。
勝ち馬に乗りたいが、残念ながら、正確な情報が入ってこないのが現実。


昔、GSの社員と話をしたときの言葉を思い出す。


「われわれの動きはわからないようにしている」<(`^´)>


○日経平均 12連騰


日本の大手証券会社のデータによると、過去日経平均株価で同じような場面があった
4回のうち、3回は、その後に調整をいれつつも上昇相場を続けている。


3勝1敗


4回のうちの3回は大相場の5合目に出ていた。


連騰が出たとき、1ヶ月以内にいったん下落して、また上昇するパターンが多かった。


今回は、どうなるのか?


もし過去のパターンと同じならば、下がったときがチャンスになる。
もちろん、そのようにならないこともあるだろう。


○裁定買い残


昔、投資の成功者に


「裁定買い残は、最低見ときなさい!」


と言われたことがある。


足元、直近のデータで


裁定買い残


3兆8,357億円になっている。


裁定取引業者では、フランスのBNPパリバ証券が有名。
錦織選手の全仏オープンの試合を見た人の中は、BNPパリバの広告をチェックされた
方もいるだろう。


以前日記でも書いた、個人投資家に人気の河野龍太郎氏はBNPパリバ証券の
チーフエコノミストなので、裁定取引にも詳しくマーケット動向についてもよく
理解されている。


裁定取引は、CTAの高速ロボットで取引されている。


その裁定買い残が3.8兆円を超えているので、危険水準。
3.5兆円を超えると危険水準といわれる。(4兆円と言う人もいる)


裁定買い残がある一定水準まで増えると、相場はいったん天井を打つことが多い。


裁定買い残の推移には、引き続き注意してもよさそうだ。


○信用売り


足元、日本株が強いことの需給面での大きな要因になっている。


個人の信用の売り残は高水準にある。


東京電力の株価がここまでこられたのは、ショートカバーの買いによるところもある。
日経平均株価への寄与度の大きいファーストリテイリングも強い。
個人の信用売りが入るのでなかなか下がらない。
まして逆日歩が付いているので、ヘッジファンドのカモになりやすい。


日経レバレッジETF(1570)も、空売りが一杯入っているうえ
逆日歩までついている。(>_<)


これでは、ヘッジファンドに狙われますよ・・・


ヘッジファンドのトレーダーの


「Come on! Come on!」

(なんぼでも踏み上げてやるから、もっと売れ売れ~)


そんな言葉が聞こえてくる感じがする。


個人の空売りが一杯はいっている間は、ヘッジファンドの買い仕掛けが
これからも頻繁に入りやすい。


個人の信用売りが多いことは、需給面でのプラス材料になる。

個人投資家が信用で売れば売るほど、株価は上昇しやすくなるだろう。


○デリバティブ商品


日記で書いたようにドル売りのポジションをとっていた
ミセス・ワタナベは踏み上げられてロスカットした人も多いようだ。


FX取引をしている人に


「どうしてドル売りをしたのか?」


と聞くと


専門家のテクニカル分析を信用してドルを売った


と言っていた。


ミセス・ワタナベ狩りが今回の円安・株高のひとつの要因だった。


個人投資家が1,000人ドル売りをしても
ヘッジファンド1社に勝てない。
安易な多数意見にならないように注意したい。


そして、もうひとつ忘れてはいけないのが、デリバティブ商品になる。


日本企業は足元、急速な円安になったので
必要なドルの手当てをできていないところがあった。


徐々に円安になる時は問題ないが、急速な円安には困る企業がある。


その困っている企業に、証券会社の営業マンが動いた。


118円で為替予約しませんか?
125円を超えなければ大丈夫ですから?


仕組み債のようなデリバティブ商品ですね。


こんなことに騙されて契約する企業があるのかと思うけど


いるのですね。


メガバンクでも騙されるくらいですから・・・


証券会社の営業マンがたくさんデリバティブ商品を売った後に
自分たちが反対のポジションをとって、125円までドル買い円売り取引で
力づくでドルを持ち上げて、大儲けしている。


このようなことはよくあることなので、しっかりチェックしたい。


・・・


足元のマーケットをチェックすると


裁定買い残の推移から見れば、株価は下がりやすい
しかし、信用売りなど個人投資家の動向を見れば、株価は上がりやすい


もし、ギリシャ問題など海外のリスク要因が表面化したときなどは
一時的に株価は大きく下がりやすい状況にある。


どうなるのでしょうか?


裁定買い残と信用の取り組み状況の動向には、引き続き注意したい。



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