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素人のマーケットメモ⑱

今月は、ひさしぶりにゴルフに行く機会があった。
(以前と比べて、女性プレイヤーが増えたように感じる)


ゴルフも投資と同じで、なかなか思うようにいかない。(-_-;)


少し昔、よくゴルフに行ったときは、人並みのスコアで回ることができたが
コースを回らなくなると、スコアも悪くなる。ボールも思うような方向に飛ばなくなる。
暑さもこたえる。


ゴルフと同じで、投資も実践しないとますます腕が落ちるので、ポジションをとって
いなくてもマーケットを見るようにしたい。
(ゴルフにたとえると、練習場に行くこと?)
(レッスンプロに教えてもらうことは、投資の成功者に学ぶことになると思う)


素人のマーケットメモ⑱
(正しくは信頼できる専門家へ)


○ヘッジファンドによる相場の攪乱


先週、日経平均株価は大きく下がる局面があった。
大物ヘッジファンドが、日経平均先物ラージ1ショット1,500枚や800枚など
10ショット以上の乱れ打ちで売ってきた。当然、日経平均株価先物は大きく下がった。(>_<)


大金持ちのゴールドマン・サックスの仕業かもしれません。
先物価格19,920円まで下落した。


これからも、大物ヘッジファンドによる仕掛けは何度もあるので注意したい。
わかっている人にとっては、ヘッジファンドの仕掛けは、チャンスにもなる。
ヘッジファンドは、相場を攪乱するために「反対の行動」を取ることがある。


このような仕掛け的なヘッジファンドの動きやリスクオフになる海外要因がなければ
売り方が少ないので、株価は上昇しやすくなっている。


●ギリシャ問題


週末のNYダウや欧州市場は、ギリシャのデフォルト協議を受けて下落している様子。


その日の専門家の話では、ギリシャ政府と協議していたIMF(国際通貨基金)の人が
「こんな連中と話をしてもダメだわ~」と言って、帰ってしまったらしい。(~_~;)


7月のギリシャ国債の償還は、バンザイする可能性が高いと言われている。


先月ギリシャがデフォルトしていれば、株価は大きく下がっていたと思う。


しかし、問題が6月末まで先送りされたため、ギリシャがデフォルトするかしないかは
別として、ギリシャ問題が材料としてマーケットに織り込まれてきている。


どの程度織り込まれているのかわからない。


専門家の中には、ギリシャデフォルトになると「悪材料出尽くしになる」と言っている
人もいる。その場合は、前もってある程度株価は下がっているのだろう。


先月、ギリシャ問題の結論がでなかったので、投資判断が難しくなっている。


まずは、6月18日予定のユーロ圏財務相会合に注目したい。


豊島逸夫の手帖にも詳しく解説されている。


●ギリシャ問題(補足)


どうして、このようないい加減な国がユーロ圏に加盟することができたのか復習する。


金融のプロ、ゴールドマン・サックスの提案でクロス・カレンシー・スワップを
使って粉飾決算をしたので、ユーロ圏に加盟することができた。


ゴールドマン・サックスは、このスワップで普通に儲けていたが
2005年に危険を察知して、このスワップ契約をGNB
(ギリシャナショナルバンク)に売却して、さっさと逃げている。


ε=ε=ε=ε=ε=┌(;・_・)┘


ゴールドマン・サックスは賢いので逃げ足も速い。
株式市場でも危なくなったら、真っ先に逃げる。


ギリシャは、ユーロに加盟するときもごまかしていたので
今のようなデフォルトの危機になることは、容易に想定できた。


同じようなことをイタリア、スペインもやっていたので
いずれ将来、忘れた頃に爆発するでしょう。


○過去のデータと確率


日経平均株価は、先週の終値から見て今週の終値が上昇する確率が、約85%と高い。
1回平均の上昇幅は200円以上の上昇。


過去の統計データは、たとえ過去の勝率が100%だったとしても、次に勝つ保証はない。


あくまでも過去のデータ。


しかし、過去の傾向を知る事で、反対ポジションを取ることに慎重になることができる。
普通の個人投資家は、思い込みやヤマ勘で上か下かを予想するので、当たる確率は50%。
実際は、50%以下になる人が多い。


過去のデータと確率を参考にすれば、それよりは、当たる確率が高くなる。


歴史は繰り返すことがよくある。


また、今月は月末に向けて上昇する確率が高い。


繰り返しになるが、これはあくまでも確率の話。
その通りになる訳ではない。


ただ、マーケットを支配しているヘッジファンドのロボットには
これらの統計・確率データはインプットされている。


日本株にとって良いデータなので
証券会社の株式ニュースでも同じようなことを説明していた。


●投資主体別売買動向


以前、証券会社の方が、ここは必ず見ていると言っていた。
当然だと思う。


誰が買って、誰が売っているのか。


直近の動向を見ると

(単位:百万円)


海外投資家


2015年5月3週 437,588
2015年5月4週 397,051
直近週間      40,313


個人投資家


2015年5月3週 ▲595,851
2015年5月4週 ▲465,898
直近週間       92,749


知識と情報で劣る個人投資家は、海外投資家に負けることが多い。
(除く、玄人の個人投資家)


足元、海外投資家の買いが減って、個人投資家が売り越しから買い越しになっている。
この状況が続くと青信号から黄色信号になる。


海外投資家が大幅に売り越して、個人投資家が大幅に買い越すと
赤信号点滅になる。


投資の場合も


「赤信号みんなで渡れば恐い」


が正しい。


○信用倍率


日経平均株価寄与度断トツ1位の
ファーストリテイリング(9983)


6月5日
信用倍率 0.3倍


この段階では、まだ整理がすすんでいない。


●裁定買い残


引き続き高い水準にあると思う。
注意してもよい。


●米利上げ


直近の米雇用統計の結果を受けて
今年利上げはない⇒9月利上げ観測へ


微妙に変化してきている。
(この日記では、今年利上げの可能性があると書いた)


9月利上げ観測が台頭してくれば、日本株にもマイナスになる。
その反対の場合は、プラスになる。
また、イエレン議長の記者会見が、どちらとも取れる内容の話になる可能性もある。


今週のFOMCは、注目されている。


●ストップロス


足元の日経平均株価をチェックすると、19,900円前後にストップロスがたくさん
溜まっている。


日経平均先物について、多くの投資家は、今回先物価格が19920円で下げ止まったので
ここをロスカットラインにしてポジションを取っている人もいるようだ。


下値は、20,000円が意識されると思うが、ここを割れたとき注意する必要があるかもしれない。19,900円のサポートラインを割れるとロスカットの売りが出るので19,500円に
接近する可能性が出てくる。
(先週のように日経平均株価が崩れたときは注意したい。)


為替についても同様だが、ストップロスがどこで入っているのかチェックしてもよい。
もし、ある値段近辺でたくさん入っていれば、ゴールドマン・サックスのような
大物ヘッジファンドに狙われることになる。


・・・・・


専門家の解説を聞いていると、株価が上昇したとき


「ギリシャ問題に対する進展があった。」


株価が下落したときは


「ギリシャ問題に対する懸念が強まった」


などの解説があった。


いったいどっちなの?


投資家は、しっかり知識武装して、専門家の話やニュースに惑わされないようにしたい。
世の中「知らない」ことによって損することはたくさんある。


投資家は、マスコミなどの作り上げる虚構ではなく、真実を知りたい。

名探偵コナンくんが投資をすれば、成功すると思う。


真実を知ることはできなくても真実に近づくことはできる。


・・・


日本株にとって


プラスの材料は○
マイナスの材料は●


にしたところ、やはり投資判断は難しい。


需給、過去のデータなどから見ると強気になりたいところ。
しかし、ギリシャ問題など、不透明な海外要因もあるので、引き続き慎重に対応したい。
今週は、イエレン議長記者会見つきのFOMCもある。


ロングサイドは6月18日のイエレン議長の記者会見後に
リスクオンに傾くことを期待している。


どうなるのか?


今年は、昨年と違い長期投資家の買いのチャンスは少ない。
キャッシュをたくさん持ってチャンスを待っているのだろう。




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