ドコモとローソンが顧客囲い込みに向け提携強化へ

[TAROSSAさん]

ＮＴＴドコモとローソンは、ポイントサービスなどで業務提携し、12月から全国に約１万1000店あるローソンで、ドコモの携帯電話契約者向けのポイントカードを使って買い物できるようにするそうです。

ドコモ独自のクレジットカードで買い物すると代金を３％割り引くサービスも６月から始めるそうです。

 

「今回の業務提携をきっかけにいろいろな可能性について検討したい」と、ローソンの玉塚社長は今日の会見で今回の提携を皮切りにドコモとの協業を強化する考えを表明し、まずは共通ポイントの相互利用などから始めますが、第２弾として共同出店なども進める考えだそうです。

 

ローソンの背中を押すのは国内市場に対する強烈な危機感で、国内のコンビニエンスストアの店舗数は５万店を超え、まもなく飽和状態を迎えるなか、飽和後のパイの奪い合いを見据え、自社に足りない部分を提携で補う戦略を進めているようです。

 

ドコモにとっても、5400万人超の個人契約者の利便性を高め、囲い込む狙いがあり、ドコモの加藤社長は会見で、「ローソンと組むことで顧客層が大変広がる」と話したそうです。

携帯大手では、ソフトバンクが昨年、カルチュア・コンビニエンス・クラブ（ＣＣＣ）の「Ｔポイント」を導入し、ＫＤＤＩ（ａｕ）もポイントが付く独自の電子マネーで先行しており、競争が激しくなりそうです。

 

また、ドコモは瞳や指紋での生体認証機能を取り入れたスマートフォンなどを５月下旬から順次発売すると発表し、機能を絞り込んだ低価格のスマホなども投入するとのことです。

 

従来のポイント等を含めると実質5％割引となるそうで、そうなるとちょっぴりお得感がありますね。

7＆ｉやイオンと組む会社も出てくるんでしょうかね。

 

9437：2,145.5円、　2651：8,420円、　9984：7,330円、　9433：2,786.5円