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失われた20年の終わり?

バブル崩壊後、不良債権問題で苦み続けた金融機関(大手銀行など)の問題を迅速に解決(不良債権処理)させる政策、『金融再生プログラム(通称 竹中プラン)

ペイオフ(銀行が破綻した際、1千万円までの元本と利息までの保証)の全面解禁や、主要12行(銀行)不良債権比率の半減、『経営危機に陥った金融機関への特別支援(政府)』など、深刻化した不良債権問題を克服するためのバルクセール(投資ファンドなどに不良債権の一括売却)や、政府による公的資金の注入などによって治療(不良債権処理)が続いていた銀行

http://www.rieti.go.jp/jp/publications/rd/058.html

不良債権処理のもたつきが失われた20年(1990年代初頭のバブル崩壊後、20年以上にわたって経済の停滞)』に大きく影響を及ぼしていたとは思う(全てでないとは思うが・・・)

しかし、ようやく病(不良債権問題)が癒え、新たな段階に転換する可能性を感じ、りそなホールディングスと、あおぞら銀行(旧日本債券信用銀行)の『前倒し公的資金完済』

http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASGC27H2N_X20C15A3EE8000/

しかも、政府の回収額は注入額を両行とも上回り、支援という意味では政府の判断は正しかったとは思う

残るは新生銀行(旧日本長期信用銀行)で、返済を受け付けないルール(株価換算にして744.73円で返済)があり、返済は不透明だそうだが、『両行の前倒しの公的資金完済』は、日本経済が最悪期を脱したとは感じる
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