上のチャートをご覧頂くと解かる様に、2月下旬辺りから上値抵抗帯を一気に突き抜け
今日の終値は161.15ドルまで上昇。勿論これは21世紀の最高値です。
因みに日経平均株価が最高値(38915円)を記録した1989年12月29日の円相場は
1ドルおよそ144円でしたから、ドル建て日経平均株価の過去最高値は270ドルという訳です。
ところで先日「日経平均の妥当なPERは何倍か?」という日記の中で
日経平均の理論株価を予想しましたが、GDPの伸びが予想を上回る可能性が示唆されるため
改めて計算してみることにします。
この時点では名目GDP成長率を2.8%と想定していたため
妥当なPERはmax27.78倍という結果になりましたが
ここへ来て、好調な企業績や原油安などから
実質GDPの伸び率は予想年率+1.5%に対し、3%を超える可能性があるという見方も出て来ました。
また日銀が目指すインフレ率+2%が年内に達成される見込みは非常に厳しい状況なので
仮に1%だとすれば以下の計算式が成り立ちます。
名目GDP=実質GDP3.0%+インフレ率(物価上昇率)1.0%=4.0%
従ってリスク・プレミアムを6%、長期金利を0.45%(前回は0.40%)と仮定した場合
PER=1÷(長期金利+リスク・プレミアム-名目GDP成長率)の式に各数値を代入すると
PER=1÷(0.45%+6.0%-4.0%)=40.08(倍)
日経平均のEPS(1126.12円)×40.08=45135円
つまり日経平均のPER及び株価のMAXは、それぞれ40.08倍、45135円ということになります。
しかし流石に45000円は非現実的に思えるので
長期金利を0.5%、名目GDP伸び率を3.0%(政府の2015年度目標数値)
さらにEPSが5%上昇すると仮定して計算すると
予想PER=1÷(0.50%+6.0%-3.0%)=28.57(倍)
日経平均のEPS(1126.12円×1.05)×28.57=33781円
無論これらの数値は、あくまでも理論株価であり数字遊びに過ぎませんが
◇2015年度の企業利益は二桁増が期待されている
◇大企業がベースアップを前向きに検討している
◇企業の株主還元が進んでいる
◇GDPが当初の予想以上に伸びる可能性がある
この様な状況を踏まえれば
日経平均3万円超えは決して有り得ない数字ではないのかも知れません。
kabukabumanさん
こんばんは
3万円はともかく、まず2万円は、実現しそうですね。
小さな調整は何度か入るとして・・。
現在の円安で、海外からは、株だけでなく、土地、建物の
購入が盛んなようです。
日本への信頼感と割安感から、買いあさる(?)
本日のNHKニュースで紹介ありました。・・ニセコ、大阪ビルなど。
お身体良いですか??
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1つだけ。。
↑の数字の遊び。。
追加。。
インフレ率が今後期待できるのであれば
実質利子率=名目利子率-予想↑インフレ率も期待できちゃいますね♪♪
なので設備投資がまた盛んになってるんですね(●^o^●)
と煽り。。。??
ではでは頑張って仕事してきます。。
霧凄かったみたいですね?
昨日聞きました!
gomachan-2015さん コメント有難うございます!
仰る通り3万円は雲の上の話みたいで、流石にピンと来ませんが
2万円は案外早く達成出来る様な気がします。
ただ次回のFOMC前に一波乱あるかも知れないので気を付けたいと思います。
それから不動産投資ですが、都市部やリゾート地はさらに活発化しそうです。
特に外国人投資家や相続税対策の富裕層を中心に
東京都心部、名古屋・大阪・広島・福岡といった
再開発やインフラ整備が進んでいる地方の中核都市が注目されます。
あとは外国人観光客が急増している京都や富士山周辺のリゾート地
さらには北陸新幹線の開通で金沢辺りも目玉でしょうか。
そういえば中国の観光客が不動産を買って帰るという話もありますね。
何れにしても今はタンス預金があれば積極的に投資に回す時代だと思います。
モ~さん コメント有難うございます。
モ~さんに肖って株価が「もうはまだなり」になるといいですね。
ところで東京市場はGPIFや日銀の他に「かんぽ生命」や「主力3共済」が
日本株投資へのウェイトを上げる様ですし
民間企業もトヨタを先頭に、ベースアップに前向きな姿勢を示しています。
まさに官民一体となってアベノミクスを支援する環境が整って来ましたから
株価も暫くは安泰だと思います。
ご検討をお祈りします!
貴貴さん おはようございます!
最近仕事が忙しそうですね。
他人の身体を心配するよりご自身の身体を労わって下さい。
そうそう、インフレ率が2%になれば理論上は大変なことになりますよ(^^♪
株式投資のリスクプレミアムは4~6%と言われていますから
長期金利を0.5%、実質GDPの伸び率を3%、EPSの伸びを5%と仮定すれば