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★堤未果「沈みゆく超大国アメリカ」(少数への富集中=悪?
、、、以下は表題の本に関する議論より。
当方、上記の本はパラパラめくっただけなので誤解あれば容赦ない突っ込みをください
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米国は民間の医療保険で医療費がまかなわれているようです。
堤さんの本はそこを無視して書かれてるのではないでしょうか?
公的医療保険と民間医療保険ではどちらが良いか、というとやはり民間医療保険のほうが割安になるでしょう。
ただ、米国では民間医療保険の寡占放置がそのメリットを損なっているようです。
寡占潰しをするほうが先決で、そこをスルーで公的保険のオバマケアはどうなの??と思えます。
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もう一点言えるのは、医療は専門性の高い職業なので、それ自体、寡占性、談合性を持つ特性があります。
だから、料金自由にすると顧客(患者)が割りを食う。
それを防ぐには料金を公定にして、患者数で自由競争させることで、これは現在の日本の制度に近いです。
医療自体の寡占性、談合性を無視して自由化してることに米国の医療問題の本質がありますよね、たぶん。
さて、自由競争させるには医療情報を媒介する民間業者の存在が必要で、この点でも日本は望ましい方向に動いてはいますね
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堤さんの本や日米左翼の認識で錯誤があるのは1%の富裕層による富の独占、というところ。
起業家(投資家も?)が多い国では、生き残り、大成功した起業家に”常に”富が集中します。
成功した起業家は、尋常ならざるリスクとハードワークと才覚の結晶だから、そこに尋常ならざる富が集中するのは公正であり必然的です
でもその富は固定したものではない。
入れ替わりもまた激しいのです。
こうした状況になるのは公正で自由な経済だからです。
公正で自由な経済だからこそ失敗しても失敗しても起業家が次から次へと湧いてくるのです。
富の集中が固定した不公正・不自由な階級社会ではこうはならないし、経済成長も低くなる。
米国が経済規模の割に経済成長が高いのは、公正で自由な経済である証しでその帰結として(不安定ながら)少数に富が集中するのです
要するに、、、
公正度・自由度の低い階級社会=少数の固定した特権階級に富が集中で低成長
公正度・自由度の高い自由経済社会=少数の不安定な人々(起業家)に富が集中で高成長
、、、少数者への富の集中があってもそれが固定か、不安定かで全く違う社会になるのです。
左翼のよくやるデマの手法として「都合のよいとこだけをつまみ食い」というのがあります。
少数者への富の集中だけ見れば、自由経済国家を階級国家とデマることも可能なんです。
でも、これはあくまでデマに過ぎない
、、、、サギをやるなら左翼に学べ、、、ってことでしょうか
でも、あまり出来のよいサギではありません
優秀なサギは常にデマったりしないのです
それ以前に、優秀ならば、まずサギにならないので、サギに優秀な奴はいないのです。
大体どっか間が抜けてます、、、左翼みたいに。
(補足)日欧と米国のワーキングプア: 自由経済国家、米国におけるワーキングプアは社会問題でなく個人問題。 稼げる方向、社会貢献の方向で働いてないからプアになってるだけ。 一方、米国よりも不可解な規制が横行する日欧のワーキングプアは個人問題のみならず社会問題、政治問題である可能性もあり。 同じワーキングプアでも社会構造によって意味合いは違う。
(補足)不法移民への米国籍付与: 米国が沈むならこのルートからでしょう。 オバマが進める政策ですが、これは米国の左傾化(=カルト化)につながる。 デマに洗脳されやすい低レベルな国民を増やす行為だから。 自分で自分のクビを締める国民を増やす行為。
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