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ソフトバンク スプリント再建策はトップ人事のみ
今週は持株が237,792円値下りしました。
スプリント 1年チャート ↓ クリックで拡大
決算発表のたびに大量に売られています。
ソフトバンクが保有するスプリント株式は1,550億円の含み損です。
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11/7ニケシュ・アローラの取締役入りを発表しました。
前回の急落ではダン・ヘッセCEO退任とブライトスターのマルセロ・クラウレCEOがスプリントCEOに就任する人事でした。
7/18ニケシュ・アローラ採用←IRリンク
年俸は5億円程度と噂されていますが、退任したダン・ヘッセの年俸がアニュアル・レポートによると49M$だったからトントンです。
Sprint Spark←リンク
3年で全米100都市にLTE網を整備する計画に後退しています。
大手2社が全米くまなくLTE網を整備しつつある状況で、格差は拡大の一途です。
スプリント主力機種のギャラクシーの人気が落ちているため、買い換えを契機とした顧客流出が続いており、その対策として3年は長すぎると思います。
投資判断
スプリントの経営陣は次々と入替えられ、まだ具体的な再建策は打ち出されていません。
スプリント再建策が打ち出せないのは、客観的に見て資金不足です。
ソフトバンクがボーダフォンを買収した時期は、4G移行期で競合他社と技術的差異が小さく、データ・トラフィックも小さかったため、一気に大手2社を追撃できました。
しかし、スプリントは大手2社に水をあけられて絶望的な状況です。
今のところ、スプリントにはトップ人事への期待を除いて何ら見るべきが有りません。
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関連銘柄:
ソフトバンクグループ(9984) -
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gasp さん コメントありがとうございます。
ボーダフォン再建にYahoo! Inc.株式を使ったように、スプリント再建にアリババ株式を使うのではないかと勝手に予想しています。
ただ、ソフトバンクに関する私の予想は、全て斜め上の発想で凌駕されて来ました。
私のような素人が思い付くようなことをソフトバンクはしません。
T-Mobile買収が斜め上の発想でしたが、これが失敗したのは痛いです。
この買収失敗でダン・ヘッセは用済みです。
Nextel買収も結果的に失敗だったから、ダン・ヘッセは2度目のミスで終わりです。
マルセロ・クラウレはどういう手を出すのか期待していたら、ニケシュ・アローラまで送り込んだので、何をする気なのかますます解りません。
絶望的な背水の陣ですが、赤壁の戦いのような展開を期待します。
ただ、裏付けのない期待だけで買増しするのは止めておきます。