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マーケットを攪乱するヘッジファンド

先週、元外資系金融機関に勤めていた人とお話をする機会があった。
たくさん興味ある話を聞くことができた。


外資系金融機関に勤めていたとき、当時の支店長の社宅に遊びにいったことがあるらしい。
社宅といっても3,000坪だったそうです。(今はなくなっている)


最初、300坪と聞き間違えて


「凄いですねぇ~」


と答えましたが


3,000坪だった。
スケールが違うようだ・・・


また、トレーダーはリストラなどでもクビになることが多かったようで


上司から


「背広をもって来い!」


と言われると、クビを言い渡されることが多いらしい。


クビを言い渡した後時間を与えると、ポジションを作って、自分がやめた後すぐに
反対売買をすることができてしまうので、不正取引を防止するためにそのようにして
いるようだ。(その社員の荷物は、費用を会社持ちで本人宅に送付するらしい。)


・・・


素人のひとりごと日記です。
(すべて正しくは本当の専門家へ)


前回の日記で、弱気予想から中立の予想に変更しました。
結果は、はずれでした。(-_-;)


株価は調整したので、弱気予想継続が正解でした・・・


短期的に16,000円に再度トライしてから、調整すると思っていましたが
16,000円を達成することなく、調整している。
短期の相場を当てることはやはり難しい。


また、みんかぶは週末しか見ないことが多いので
リアルタイムに予想を変更することもできない。


先週、市場専門家たちは、雇用統計の結果が好感されて株価が上昇しているなどの
コメントをしていましたが、今回の調整を何と説明しているのでしょうか?


一般的な専門家や学者の話を聞いていると、永遠にマーケットのことはわかりません。


また、いろいろなところで、このような専門家が登場して、投資教育のセミナーを開催して

いるようですが、セミナーに参加して勉強することはできても、儲けることは
容易ではない。


セミナーに参加することが大好きな年配の投資家を何人か知っていますが
長い目で見ると、みなさん損されている。


「できる人は実行する。できない人は教える。」


本当に優秀な人は、表に出ないことが多い。


・・・


9月26日~10月3日の5日間に、外国人が1兆630億円も売り越したので
日経平均株価は急落しました。


相場が乱高下しているとき、外国人は、高値圏で買った建玉を国内証券会社の自己や
個人投資家に売ってから、はしごを外して本格的に売ってきた。
(この間、相場は乱高下していた)


ヘッジファンドの決算の関係で成功報酬をゲットするために
大胆な仕掛けをしている一面もあるかもしれない。


先日、ある証券会社の証券レディーと話をしました。


「高いところ買っちゃダメ!」


と言っても買う人はいるとのこと。


そういう人は、株価が安くなって買いのチャンスのときには


「指をくわえて見ているだけになるのよ~」(>_<)


とのこと。


ヘッジファンドが、SQを狙った売り仕掛けをしたあと
10月11日(土)の日経新聞朝刊に参考になる記事が書かれている。


「株安招いた先物空中戦」


「機関投資家による実需の売買が薄くなっているタイミングを狙い、ショート(新規売り)で

 日本株の相場下落を仕掛けている」


(日経新聞より引用)


10 月11日の日経新聞の記事にあったようにモルガンスタンレーが絶妙のタイミングで
売り仕掛けしている。
モルガンスタンレーだけでも1兆円ほど資金をもっていて、それにレバレッジをかける
ので、破壊力が違う。その戦果で、この日記を書いている現在のCME日経平均先物は
14,950円になっている。ラウンドナンバー15,000円を軽々と突破している。


正しいことは、本当の専門家に確認する必要がありますが
足元、クレディスイスがロングで、他の主なヘッジファンドはショートポジションを
とっているようだ。(グローバルマクロ、CTAのヘッジファンドが裏にいる)


他の日本の証券会社の自己売買はロングが多いので、クレディスイスの裏にいる
ヘッジファンドと同様にカモになっているところがある。


他にもゴールドマン・サックスなど主なところはショート筋。
ショート筋が多いので株価が下がっている。


それだけの理由だったりする。


クレディスイスの平均取得株価水準は結構高いと思う。
その裏にいるヘッジファンドは相当苦しい。
クレディスイスの裏にいる大口のマクロ系ヘッジファンドや国内証券の自己、

そして、リスク管理の甘い信用取引をしている個人投資家をギブアップさせれば
日経平均株価で1,000円以上下げるインパクトがあるだろう。


反対に、売り方の本格的なショートカバーが入れば、日経平均株価で1,000円以上
上昇するインパクトがあるだろう。


よく専門家などが、株価が上がったり、下がったりしたときに
理由付けをしているが、ほとんど関係ない。


10月12日の朝日新聞の記事によると


「(世界)同時株安 理由見えず」


と大きく書いている。


このほうが正直でよろしいと思う。


マーケット分析で重要なのは、誰が買って、誰が売っているかになる。


それがわからないとマーケットの先読みはできない。


NYダウのチャートの形が悪くなっているのも気になる。
高値で株を買った人は、ボラティリティが大きくなっているので、もっと注意すべきだった。
NYダウのチャートは調整を示唆していた。
(すでに調整しているので、これからさらに調整するかどうかは判断の難しいところ)


ある専門家は、ヒンデンブルグ・オーメンは回避された可能性が高いと
言っていましたが、どうなるのか?


以前の日経新聞(8月20日)にジョージ・ソロスがS&Pのプットオプションを
2,250億円も買っているとした記事が記載されていた。


8月20日頃はS&Pの史上最高値圏だった。


「億万長者の投資家ジョージ•ソロス氏が米国証券市場のショットベットを大量に増や
して米国の株式市場の下落の可能性を予想していることが分かった。」


「ソロスはまだ米国の株式市場の買い越しポジションを維持しているが、第2四半期に
ショートポジションを増やし、ソロス•ファンド•マネジメントのポートフォリオで
S&P 500指数のショートポジションは、2.96%から16.65%へと大幅に増えた。」


(ネット記事より引用)


ジョージ・ソロスは、どの金融機関の裏にいるかわかりませんが
今回の下落相場でも、ジョージ・ソロスはしっかり儲けているのでしょう。


(ジョージ・ソロスなど世界の一流の投資家の記事が出たときは
 関心を持って読むようにしている。)


さて、売っているものは、買い戻さないといけないので
どこかで、株価は大きく反発すると思う。
しかし、どこで反発するのか、わかりません。


売り方が、どの水準をターゲットにしているのか興味のあるところ。
チャート的には、今年2月、4月、5月につけた、
13,000円台の後半になるのだろうか?

それとも今の水準なのか?


10月11日の日経新聞の夕刊にも書いてありましたが
テクニカル的には下がった後、株価はいったん上昇してもおかしくない。


ヨーロッパ主要国は、年初来安値圏に沈んでいる。
ヨーロッパ市場にも注目したい。


あるテクニカル分析が得意な個人投資家は、一目均衡表の遅行線やMACDシグナルから
短期反転はあるとしても、まだ下がってもおかしくないと言っていた。


また、江戸時代の相場師本間宗久によって考案され280年の歴史を生き抜いた酒田五法
(三山、三川、三空、三兵、三法)の教えからは、株価は反転上昇する可能性がある。


これから、どこで底をつけるのか、注目したい。


ヘッジファンドが相場を攪乱しているので
長期投資家にとっては、ブルーチップを安く買えるチャンスになるかもしれません。


みんかぶ予想は引き続き
中立の買い場探し


買い予想 4銘柄
売り予想 4銘柄


にする。


株価がさらに調整して、国際優良銘柄に値ごろ感が出てきたときに

予想する時間があれば買い予想を増やしたい。




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