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日中関係、日韓関係について考える

 日中、日韓の関係改善が日本の国民益になるか否かは、関係悪化方向にばかり動いている相手国の出方次第。

 しかし、中国や韓国の「反日」は、国内矛盾のスケープゴートという段階を既に通り越している。
 それは反日キャンペーンが国内世論向けだけでなく、教育に組み込まれ、国際的にも反日宣伝を拡散させていることから自明。
 一時的スケープゴートならば、国内世論向けだけで済むはずだが、そうではないのです。

 これは、「反日」が継続的で腰の据わった日本潰し政策であることを示している。

 こうなってくると、国民レベルで反日意識が定着してくるので、中国市場、韓国市場では消費財で日本企業が稼ぐのは困難になる。
 生産財でしか稼げなくなる。

 生産財は日中、日韓関係がどうなろうと中国、韓国が日本から買わざるを得ないものなので、結局、日中関係、日韓関係で日本が譲歩する利益、必要性は何もない。

 また、日中、日韓協力は、日本からの持ち出しばかりならば、当然、日本の国民益にはなりません。 中韓の反日政策を強化する自爆行為にしかならない。

 日本としては、、、
  日本、日本企業の対外イメージが悪化せぬよう中韓のデマ批判を受け流す今の対応を続けること
  国内的、対外的に歴史などのデマの矯正に努めること(国内の間抜けなしょく罪意識を無くし、海外での対日ネガイメージを消すこと)
  成長政策を真面目にやって中韓が日本製品に依存せざるを得ない状況を維持すること
  防衛力、同盟の強化を図ること
、、、等が重要
でしょう。


 この中で、デマ対応が反論だけで終わってるのは賢い方法でないと思う。
 大声で大仰なウソをつき続ける相手に、それはウソだと反論しても、第三者には中間点が真実と思われるだけだからです。

 反論と同時に相手方の悪事(事実で)も列挙すれば、第三者には両方とも悪いところがあった、と思われ、日本へのネガキャンは完全にクリアされる

 中国、韓国には戦前、戦後も列挙できる悪事には事欠かない。 
 一時的荒立てを恐れないほうが、「日本へのネガキャンは逆効果」と中韓に悟らせ、ネガキャンは早期に終息することになる。


  しかしながら、いくらネガキャン対策を適切に行ったとて、成長政策が不真面目では元も子もない
 それでは経済力が低下し、防衛力も同盟も空洞化していくので、対中パワーバランスを保てず、ネガキャン対策どころではなくなる。

 中国、韓国を一時的に黙らせるために援助をしまくるならば、一層、間抜けである(左傾化したアホ官僚は事なかれでこの方向に動きがち)。
 それでは中韓の力が増し、反日圧力強化、持続化となるだけ。


 国民益からすれば、安倍政権の中韓政策は民主党政権よりもはるかに良くなってるが、未だ改善点も多いと思う。
 
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