tetsuさんのブログ
ブログ
失業増加でドル安で原油高で・・・
14489.44円(148.32円上昇)で引けた金曜日の東京市場。
その前後に色んなことが世界を駆け回ってました。
EUはインフレ上昇に懸念を示し、利下げ期待から一転、
「ビニ・スマギECB理事の発言が伝えられ、ドルの対ユーロ相場は下げ幅を拡大した。同理事は7月に利上げが必要になる可能性があるとの見方でECB理事会では「大枠で一致している」と発言したと報じられた。」
アメリカでは5月の雇用統計が発表され、「非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比4万9000人減少した。家計調査による失業率は4月の5.0%から5.5%に上昇。1986年2月以来で最大の上昇幅となった。」
これを受けてドルが売られる展開になり、
「ニューヨーク時間午後4時21分現在、ドルはユーロに対し、前日比 1.2%安の1ユーロ=1.5774ドル(前日は1.5593ドル)。一時は1.5776 ドルと5月27日以来の安値まで下げた。最安値は4月22日に付けた1.6019 ドル。6日のドルは対円で0.9%安の1ドル=104円98銭(前日は同105円 94銭)。ユーロは円に対して0.2%高の1ユーロ=165円60銭。一時は166 円16銭と、昨年12月28日以来のユーロ高水準となった。」
そこでニューヨークの株式市場は「S&P500種株価指数は前日比43.37ポイント(3.1%)下げて1360.68。ダウ工業株30種平均は394.64ドル(3.1%)安の12209.81ドル。ナスダック総合株価指数は75.38ポイント(3%)下落して2474.56で終了した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の騰落比率は1対12だった。」
そして
「イスラエルの閣僚がイラン攻撃の必要性に言及したこと」
などや
「ドル安に対するヘッジ目的で投機家が原油を買っている。代替投資先への選好を背景に」
原油先物は上昇し
「6日のニューヨーク市場の原油先物相場は10ドル超高と1日の上げ幅としては過去最大を記録し、最高値を更新して引けた。ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)では指標のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近7月物が前日終値比10.75ドル高の1バレル138.54ドルで取引を終了した。」
と、一晩で市場の雰囲気はガラリと変わってしまいました。
ちなみに
CME日経先物は大証比455円(-3.13%)安の14065円で引けた。
月曜の東京市場はこの辺りからの展開になりそうです。
こんにちは。
もうこうなったらNYのWTIに対抗して、
東京にでもOPEC各国と共同で先物市場でも作りましょうか?
WTIの市場はNYの株式市場の100分の1以下の規模しか
ないそうですから。
今日の新聞に東京市場のROAが下降してる、というニュースが
出てました。
欧米各国の投資家はROAを重要な指標として見てるので、
厳しさがありますね。
日本がインフレを伴わない景気回復をいち早く達成させることが、
資金流入の特効薬ですよね。
大好きな新日鉄にまたまた重しになりそうなニュースです><原油高騰は飛ぶとりを落とす勢いで驚きですね~
>「イスラエルの閣僚がイラン攻撃の必要性に言及したこと
どこまで戦争大好きなんでしょうか??オバマさんは反対しています。。それでなくても借金大国なのに・・米の国民の本音はやめてほしいのかもしれない・・と思います。。
>「ドル安に対するヘッジ目的で投機家が原油を買っている。代替投資先への選好を背景に」
是非NKへ!!w