金【米株式の動向に注意？】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

日中取引時間は、NY市場高を眺めた手じまい買いが先行して始まり、前日比7円高の4307円で寄り付く。その後、円高進行となり一旦売られるもNY時間外の上昇とともに値を戻し、結局前日比16円高の4316円で終了。ウクライナ情勢の混迷を受け世界的に株価が不安定な動きとなっている。ロシアが日米欧から今後1年間農産品の輸入を禁止または制限する措置を取ったことや、東ウクライナで戦闘機が撃墜されるなど、欧米とロシアの対立は激化しており、地政学的リスクの高まりから安全資産としての金の評価を高めている。また、テクニカル的にも買い方有利の状況となり、さらに一段と相場を押し上げる可能性も出てきた。オバマ米大統領は7日夜、イラクへの限定空爆を承認した。ウクライナ情勢に加え中東情勢からも目が離せない国際情勢である。

本日夜間取引時間は、4～6月期の米労働生産性・単位労働コスト(21：30)6月の米卸売売上高(23：00)などが予定されるが、やはり、ウクライナ問題の動向次第と思われる。米株価の値動きには十分な注意が必要である。


夜間取引レンジ　　　4,294円～4,340円


中川

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