金【軟調な値動き？】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

日中取引時間は、NY安の流れを引き継ぎ手じまい売り先行で始まり、前日比14円安の4302円で寄り付く。その後も、NY時間外の軟調な動きを眺め下げ幅を拡大、結局前日比28円安の4290円で終了。ドル建て金は、ウクライナ情勢を巡る緊張が緩和したことを背景に売られた。ロシア軍がウクライナ国境付近での軍事演習終了との内容が伝わると、これを受けて地政学的なリスクが後退し米株が上げ幅を拡大、安全資産として買われていた金は値を下げた。とはいえ、地政学的リスクについては引き続き注意が必要であり、過度な楽観はまだ尚早であるため、下げ幅は限定的であった。ウクライナやイラク情勢への警戒感が薄れると、米経済の強さを背景とした早期利上げ観測が再燃し、金相場を圧迫しそうである。本日夜間取引時間は、指標・イベント関係は特に目立つものは予定されていないため、リスクオフ一服から軟調な値動きと思われる。


夜間取引レンジ　　　4,267円～4,301円


中川

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