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警察権力は最も必要なところに使え!

 YOMIURI ONLINEよりによると「後部座席ベルト義務化初日、都内で1205人に指導・警告」を受けたという。自動車の後部座席のシートベルト着用などを義務付けた改正道路交通法が施行された1日、警視庁は、東京都内の幹線道路などで大勢の警察官を動員して一斉取り締まりを行ったからである。
 法律は半年から1年の周知期間が設けられているため、悪質な場合を除いて摘発の対象にはならないが、計約2800人のドライバーらが指導・警告を受けたそうだから、どれだけ多数のおまわりさんがこの任にあたったのであろうか?

 同庁によると、同日未明から午後2時までの取り締まりによる指導・警告の内訳は、後部座席のシートベルト着用義務違反が1205人、高齢運転者標識(もみじマーク)の表示義務違反が144人。「もみじマーク」を付けた車に、無理な割り込みや幅寄せをした高齢運転者保護義務違反が16人だそうだ。


 こういう小さなことに国家権力を投入するクソまじめは如何なものであろうか。座席のシートベルトの着用は前席であれ、後部座席であれ、翔年は基本的に本人の自由意思にまかせるべきであると信じるものである。着用しなかったら自分の身の安全率がちょっと下がるだけで、誰に迷惑をかける訳でもない。いわば典型的な自己責任問題。率直な気持ちを言えば、高速道路では自発的にシートベルトを着用するが、通常の市内50km以下走行の時にはしたくない。

 翔年は声を大にして言いたい。警察官を大量に使って、ミスともいえないようなささいな市民のミスを取り締まるべきでない。警察は国家権力である。国家権力はもっと重大な「犯罪の防止」や「無法者の摘発」や「法律違反者の捜査と検挙」に全力をあげるべきだ。今やわが国の治安は日に日に悪くなっている。それなのにほとんどの交番に警察官が駐在していない。悪質な犯罪は増加し、検挙率は下がっていると聞いている。日日の安全が脅かされ、社会に不安がつのっている時に、のんきに市民のシートベルトの着用状態などを調べていていいのだろうか。

 交通関係の警察官を今一番必要な治安維持のため、凶悪犯逮捕のために、シフトしていただきたい。こういう意見を市民がはっきり要求しないと、今の警察は交通違反の点数計算やシートベルトの着用指導など、本来の警察業務とほとんど関係のない業務ばかりをドンドン増やしはじめるような馬鹿げたことになりかねない。
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