kabukabumanさんのブログ
高まる中国の金融不安(上海総合指数2000pt割れ目前)
昨年も数回に亘り金融危機を回避して来た中国ですが
再び金融機関の資金繰りが逼迫し銀行間金利の急騰が懸念されています。
こうした金融不安の背景には当局によるシャドーバンキング抑制策が絡んいることから
問題解決に向けこれといった特効薬が見当たらないのが実状の様です。
因みに上海総合指数は今日も下落して終わっています。
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304387404579307620686696480.html
この様に金融機関の経営破綻が噂される状況だけに株価の低迷は当然だと言えますが
この先一気に5%以上の暴落が起こる様なことがあれば
数年前に起こった中国発世界同時株安(この時は仕組まれた暴落だった様な気もしましたが)の
再現になる可能性もあると思います。
しかし中国の金融危機が世界中に伝播することは考え難いので
サブプライム問題の様に世界的な金融危機に発展する恐れは無いにしても
経済連鎖が世界の株式市場にとってマイナス材料になることは避けられないでしょう。
また中国に販売拠点や生産拠点を置いている企業は業績への影響に要注意だと思います。
(コマツ、クボタ、日立建機、資生堂他およそ150社)
ところで今年は波乱の幕開けとなった東京市場ですが
今日は2日分の下げ幅の半値戻しを余裕で達成したことから
市場には一先ず安心感が戻ったのではないかと思います。
個人的には大発会の日に買った3727 APLIXと
7587 PALTEK(追伸を参照願います)、2438アスカネットの3銘柄がS高で引け
全く当てにしていなかった2488 日本サードパーティが久しぶりに1000円の大台に復帰するなど
持ち株8銘柄が全て上昇し大変すっきりした一日になりました。(今年は最初で最後かも)
ただ年頭にもお話した様に、今年はジェットコースター相場になる予感がしていますので
細目な利確(or損切り)が賢明だと考えています。
「含み益 一夜明ければ 含み損」
ということで今年はこの自作の株式川柳を座右の銘にしようと思います。 キッ ( ̄^ ̄)ゞ パリ
*追伸
7587 PALTEKですが、引け間際に27万株(今日の出来高54万株)成り売った馬鹿者がおり
てっきりガチで張り付くと思っていたので完全に見逃していました。
普段の出来高は数万株なので恐らく一人相撲(誤発注かも)だと思いますが
それでも終値は前日比+9円でしたので良しとします。
因みにフレンズさんからの一報で気付いたという超お粗末ぶりでした。ガーンΣ( ̄□ ̄;)
株式川柳、特秀(^^)
座布団5枚(^∀^)ノ
負け男さん、何時も訪問して頂き有難うございます。
でもってコメントを拝見したら「えっ?そっち?」
でも座布団5枚有難く頂戴します m(_ _)m
座布団のお礼に後三首ご披露します。
【買い急ぎ不安に駆られ売り急ぐ】
【テンバーガー夢見て買うもハンバーガー】
【欲張って買えた新車がカタログに】
どれもよくある話だと思います。
因みに私事ですが、本格的に株を始めた頃
新車2台分がカタログに化けた苦い経験があります (^_^;)
座右の銘 こわいです~(>_<)
いつも教えてもらってばっかりなので今日は頑張ります!!
中国の金利
アメリカとの金利差が私の注目してるところです(^o^)
つい最近まで金利差ほとんど無かったです。なのにマネーサプライ増えてた
企業の資金需要の低下で現在すでにある建物にお金がただただ流れてる状態だとおもいました(#^.^#)
なのでシャドーバンキングの存在は想像を超える大きさになってる?が普通の解釈かな??と思ってます
背伸びしました!! どうですか???
貴貴さん、こんばんは!
座右の銘、多分守れません。
というか細目な利確ではなく細目な損切りになりそうです (^_^;)アハハ
さて早速ですがシャドーバンキングについて少し知っていることを書きます。
先ず、シャドーバンキングの規模は中国政府も充分把握していない様なので
国際機関やシンクタンク等が算出した金額の推計値を例に挙げます。
◇上海証券研究所の推計=27.9兆元(約450兆円)
◇ IMF(国際通貨基金)の推計=GDPの55%(約462兆円)
◇ JPモルガンの推計=36兆元(約580兆円)
◇ JBIC(国際協力銀行)の推計=約100兆円
因みに中国の中小企業は正規の銀行融資を受け難いので
いわゆる「ヤミ金」から資金調達を行うのが慣例なのだそうです。
ですから中小企業の経営に関与しているヤミ金まで
シャドーバンキングだと捉えれば、IMFやJPモルガンの推計の様に
500兆円規模という桁外れの数値になります。
しかし実際には理財商品を対象にしたヤミ金の融資が問題になっている訳で
その部分だけを抽出すると100兆円~130兆円ではないかと言われています。
つまり国際協力銀行の推計が最も実態に近いのではないでしょうか。
いつも鋭いですね。
中国は確かに、おかしいですね。
勉強になります。
御礼いたします。
新聞よりもいいですね。!(^^)!
こんばんわ
中国はここんところどうもきな臭いですよね
私も買い予想から景気敏感株を全て外しています。
(おかげで順位下落が止まらないのですが・・・・)
前回も元のインターバンク市場が大混乱に陥ったこともありますし、
中国のGDPの比率の多くは設備投資が占めていますから、
バブル崩壊の予兆は鉄鋼・セメントの価格から真っ先に出てくると思っています。
hiroさん、こんばんは!
中国経済は一度膿を出し切った方がいいと思います。
中国は外貨準備高も大きいですし、国民の貯蓄率も世界のトップクラスですから
金融バブルが弾けたとしても長い時間をかけながら軟着陸出来ると思います。
しかも中国の大手銀行と欧米や日本の主要銀行の間には
有機的な結び付きがあまり無いので、サブプライムの様に
世界的な金融不安に発展する可能性は殆ど無いだろうと考えています。
イマージさん こんばんは!
新年早々中国と関連が深い銘柄は敬遠されている様ですね。
>バブル崩壊の予兆は鉄鋼・セメントの価格から真っ先に出てくる・・・
確かに鉄鋼価格は非常に安く20年前の水準とか言われてますね。
それに良く中国の経済成長を推測するバロメーターといわれる
電力消費量や鉄道貨物輸送量も昨年より低下しているそうです。
http://members3.jcom.home.ne.jp/tanakayuzo/chinaelect/newpage10.html
因みにドル高円安も中国経済には負担になると思います。
http://www.asyura2.com/13/hasan83/msg/446.html
結局少しでも傷を浅くしようとすれば
お札を刷り続けて金融市場に流すしか手段は無い様な気がしますが
難しいところですね。
訂正
前述の貴貴さんへのコメントの中で
シャドーバンキングの予想規模は2012年のデータを引用した関係上
2013年度は円安のため金額が変わります。
以下に昨日現在の為替相場で計算し直した金額を表示しますので
訂正をお願いします。因みにGDPも2013度分に訂正しています。
◇上海証券研究所の推計=27.9兆元(約483兆円)
◇ IMF(国際通貨基金)の推計=GDPの55%(約540兆円)
◇ JPモルガンの推計=36兆元(約623兆円)
◇ JBIC(国際協力銀行)の推計=約107兆円
こんにちわ
いつもいつもありがとうございます(>_<)
訂正までして頂いて。
中国経済の膿をだしきる
それが一番良いと私も思います///
出来れば膿がでて、流出したお金の一部が日本に入ってくると嬉しいと!!
思いました・・・
約107兆円。躓くまえにだしきってほしいです。。
貴貴さん こんにちは!
なかなか一気に膿を出すことは出来ないでしょうね。
昨年と同様その場凌ぎの対応になるのではないかと予想していますが
どうなんでしょう。
ただ本当に金融バブルや不動産バブルが一気に弾けたら
幾ら貯蓄高が多い国とはいえ200兆円規模のの金融資産が吹っ飛ぶとか
失業者が2億人に上るなんていう怖い話もあります。
日本に流出して来るのはお金では無く難民かもしれませんよ (^_^;)
一気に膿出されたら
株価日本も暴落するから、反対~~~~ヽ(`Д´)ノ
お邪魔します^^
バブル崩壊にはならいんじゃないでしょうか???
中国の膿。私は今の出し方から想像して書きました(>_<)
ごめんなさい。。
中国国内の行き場を失ってるお金(泡の分)を想像しちゃって///
それと日本の金融緩和のタイミング考えると多少行き場がありそう~だなと思いました/// ちょっとづつ空気を抜いて行くみたいに解釈しちゃいました。膿のこと
世界株安は否定できませんです(>_<)
忘れてました!!
中国の家庭の貯金が定期上がってました
一つの可能性に過ぎなのですが、資金繰りに余裕も出来てるのでは?
とも考えれるのではないでしょうか???
あくまで可能性です/////
失礼します
おちゃちゃさん こんばんは!
中国の膿なんて知れてると思いますよ。
何せ大金持ちの国ですから (o^O^o)
確かに金融不安が深刻化すれば株価は一時的にせよ下がると思いますが
サブプライムの様な騒ぎになることはありませんから
むしろ絶好の買い場になるのではないでしょうか。
個人的に今年は方向感に乏しいので
おちゃちゃの方様にぶっ飛ばされるかも知れませんが暴落大歓迎です\(`_´)/
貴貴さんこんばんは!
中国のバブルがどの様な弾け方をするかは全く解かりません。
参考までに
中国の金融バブル、不動産バブル崩壊について解説がありますので
お時間のある時に視聴してみて下さい。
トータル17分くらいですが最初の1分は聞き辛いのでスルーして下さい。
特に後半の方が分り易いと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=Lq2fcGvQdq8
ただこの解説は多少表現が誇張されている様に感じますが
最悪の事態として日中国交断絶も有り得るという印象を受けました。
gaspさん、コメント有難うございます!
http://www.youtube.com/watch?v=Lq2fcGvQdq8
(最初の1分程度は聞き辛いので飛ばして下さい)
この解説を聞いていると中国に生産拠点や販売拠点を置いている企業は
早目に撤退した方が良いという印象を受けます。
少なくとも日中関係は国交回復後最悪の事態になりそうなので
中国経済がどうなろと関係無いという気持ちになってしまいます。
ただ冷静に考えれば中国の金融・不動産バブルが弾けたとしても
金持ちの共産主義国家ですから時間をかけて自国内で処理は可能だと思います。
実は私が一番心配しているのは中国経済の行方よりも地政学的リスクです。
万一今年日本株に暴落する局面があるとすれば
理由は間違いなく領土問題に端を発した地政学的リスクだと思います。
確実に中・ロ・韓の包囲網は強固になりつつある様です。
gaspさん、コメント有難うございます。
gaspさんはなかなかの勝負師とお見受けしました。
私も結構天邪鬼な方ですが、流石にそこまで勇気はありません。
でも問題はどのタイミングで投資するかでしょうね。
中国の金融バブルが崩壊すれば
経済の低迷や株価の下落が何時まで続くか分からないので
私なら逸失利益を考えてしまいますし
日本や欧米の株価も一時的に2~3割くらい下げるでしょうから
むしろそちらのリバを狙うと思います。
地政学的リスクだけなら紆余曲折しながら回避されるのでしょうが
仰る通り今の米国はあまり当てになりませんから
中国の揺さぶりは次第にエスカレートして行くでしょうね。
因みに、日本がTPP参加に積極的な姿勢を見せているのは
日中関係の悪化を考慮した上での対米外交政策の一環だと考えています。