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今月をふりかえって 8月31日(土)10時08分

全ての理論は、人が生きるためのものであることを求められる。

 

 人はどう生きるかということを、生きがいという内容に絞って考えてまいりました。「今を生きる」と「何かいきがいを」です。この2つの題名は、「今後の生き方を過去から考える」でも「今をどう生きるか」でも「夢のあるこれから」でも「未来への希望を」でもよかったのです。

 

 個人の一つの体験を述べました。後は、読んだ人がどう考え、どう生活するかということです。

 

この生き方は答えの出ないものです。最後は、個人の判断によります。それ程、難しいことであると考えます。これは、時々出てまいります。この日記のこれからの全体の大きな骨格は、どう生きるか、そして社会との係わりから、どう選択するかということです。

 

 人は幼少の頃から青年期になるまで、環境に多大な影響を受けます。これは、個人では、どうにもならないことになります。それでも年をとるにつれ、個人の考えが次第にその環境の影響を、自ら変え克服できる可能性も有るはずです。もし無いとすれば、これは個人では、社会の影響から逃れることが不可能なら、そこでは個人はあれこれ考えることは、無意味になります。しかし、そんなことはないはずです。

 

 自分の生きることは、全て社会の影響を受けているならば、全て決定論としてあるいは確定的に決まっているのなら、言い換えれば運命論における決定されたものであるならば、考えることもそこから希望や夢をもち努力することは、全く無駄なことになります。しかし現在の日本社会では、努力すれば有る程度、努力の度合いに応じて、報われることもあることも事実です。社会において報われなくても、自己実現ということで開花いたします。ひとつは、こんな事を言いたかったのです。

 

 もうひとつ。昭和20年の8月下旬の旧ソ連軍の、日本侵攻が分かったことです。8月15日以後は、米英は攻撃を停止しておりましたが、共産主義軍は9月5日まで、北方領土まで、攻めてきたことです。モラルもないと考えます。無法軍隊です。満州では旧日本軍をシベリアに連行しここで、強制労働させたことは、国際法上、許されることではなく、捕虜虐待にあたると考えます。終戦後の捕虜の強制労働ですので、なおさらです。

 

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