金【変動に注意】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

日中取引時間は、円安進行ながらもNY市場の下落を受け手じまい売り先行で始まり、前日比5円安の4039円で寄り付く。その後、決め手に欠く小幅な動きとなり、結局前日比4円安の4040円で終了。

ドル建て金は、米国の量的緩和縮小に対する不安が改めて強まり売り圧力となっている。ただ、4日の米独立記念日の祝日や5日の米雇用統計を控えて、新たなポジションを取ることに慎重になっており様子見姿勢が強い。

一方国内金相場は、100円台に下落した円安にサポートされての取引環境ではある。しかし、5日の米雇用統計発表は金融市場全般に影響を及ぼすため、円安前提の判断は控えた方が良い。

本日夜間取引時間は、米国は明日が休場となるため各種経済指標が今晩発表される。6月のADP全米雇用報告(21：15)、週間失業保険申請件数(21：30)、6月の米ISM非製造業景況指数(23：00)などが予定され、このうちADPは週末の米雇用統計の前哨戦として注目度が高い。発表数字次第では、思惑が交錯し大きく変動する恐れがあるため十分な注意が必要である。


夜間取引レンジ　3,914円～4,086円

中川

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