アジアさんのブログ
ドラギ発言
2月7日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は7日、ユーロ相場の上昇がインフレ率の低下要因や景気回復の妨げとなることを当局者らが懸念している状況を示唆した。
総裁は政策決定会合後の記者会見で「為替相場は政策が目標とするものではないが、成長と物価安定にとって重要だ」と語った。ECBはこの日、政策金利 を0.75%で据え置いた。ドラギ総裁は「この相場上昇が持続的なものであるかどうか、物価安定へのリスクに関する当中銀の判断に変化をもたらすものかどうかを見極めたい」と述べた。
最近のデータは昨年にリセッション(景気後退)入りしたユーロ圏経済が安定化しつつあることを示し、ECBに追加利下げを迫る圧力は後退している。一方で、ユーロ高が輸出に打撃を与え、景気回復の芽を摘む恐れもある。
ドラギ総裁はECBの政策は引き続き緩和的だと強調し、低金利が年内に始まる成長を推進するだろうと語った。景気見通しへのリスクは依然、下方向だとも述べた。
ロイヤル・バンク・オブ・カナダの世界外為ストラテジー責任者のアダム・コール氏は「市場は総裁の発言を総じて弱気と解釈したようだ」とし、「それに加えてインフレへのリスクに関する発言がユーロを下落させた」と解説した。
ドラギ総裁の会見中にユーロは一時ドルに対して0.5セント余り下げた。ユーロ相場はドラギ総裁が通貨同盟を守る決意を表明した昨年7月26日から貿易加重ベースで11%上昇している。総裁の約束は債券市場の波乱を鎮めるのには役立った。
ドラギ総裁はインフレリスクが抑制されていることからECBは「緩和的な政策を維持することができる」とした上で、景気の弱さが顕著なのは今年の「早い時期」のみになるだろうとの見通しを示した。
「今後年内に、経済活動は当中銀の緩和的な政策姿勢に支えられ徐々に回復していくだろう」と述べた。ECBは最新の景気予測を来月発表するとして、「当面は緩和的な金融政策姿勢を維持する」と言明した。
行き過ぎた?ユーロ高に対する発言だと思うけど、保護貿易戦争?自国の為替は下げたい!日本も機械受注など景気に関する指数が良くなってきた!景気は気からではなくて
景気は株高からが正解ヽ(・∀・)ノ
日本は投資比率が低いけど株が上がれば景気は良くなる!ヽ(・∀・)ノ
後は政策が長く良い方向に向かうかだけヽ(・∀・)ノ