負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望98

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モウ山 ウシ象さんのブログ

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負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望98

野田総理の1116日に解散するとの発言を受けて、円安になる。そののち、安部自民党総裁の2パーセントのインフレターゲットの導入、日銀総裁人事についての発言に対して、円安方向に振れ、81.30で取引を終える(85円から90円のレートが望ましいとの要望も出ている)。

ただでさえ、奇妙な動きを見せる11月相場で、さらに、いらない条件を提供してくれた野田総理の鼻の穴にピーナツを突っ込んでやりたいぐらいである(あるいは、選挙ポスターの目と鼻に画鋲の刑というところか)。

1120日を超えて、円安方向にトレンドが、継続するのであれば、円安に対応したポジションどりをする必要がある。株も同様である。今年中の10000越えはないかと考えていたが、円安方向に動くのであれば、超えてくる可能性が出てきた。

しかしながら、別の見方もある。いままで、ダウは上げていたから、現在、下げているのであり、日経平均は下げていたので、上げているのである。つまり、この動きが継続しうるのかということである。要するに、ヘッジファンドのポジション調整の結果であり、しばらくして、また、元に戻る可能性もあるということなのである。

また、気にかかることもある。それは、アメリカの新規失業保険者申請件数の数字である。選挙対策として、数字を誤魔化していたのか、1115日の数字は44万弱であった。来月の雇用統計がどうなるのかが問題である。アメリカの景気がよくならないのであれば、ドル安ということになる。

週末に、ダウが多少値を戻しているが、これはおそらく、週末得意の短期筋の買戻しであると考えている。しばらくは、ダウは下げそうであると思っている。

今週は、1119日、20日に、日銀の金融政策発表がある。現状維持である可能性が濃厚である。阿倍の日銀総裁人事に関する発言があるので、注意が必要である。

そういえば、ヘッジファンドの日本国債売りもまことしやかに噂されている。日本国債の下落による円安もあり得る。過去何度となく、日本国債の売りで敗れてきたヘッジファンドであるが、今回は、成功するのかどうか。

円安にしたければ、大型の公共事業を行い、その資金をすべて国債で調達し、日銀が、同額の国債の買い入れをすればOKである。

ウシ象とすれば、ドル買いポンド売りでもしたいところであるが、イギリス中銀の議事録が、1121日に発表されるので、そのあと売るか、初めに少し売っておいて、発表後に、

売り増すか、面倒なので、週の頭で売るか、悩んでいるところである。

株は、この日記を書く前に、ジャスダック銘柄で割安銘柄に、買い注文を出しておいた。また、奇妙な動きをしていた銘柄に、売りも入れておいた。空売りは先週のうちにすべて、買い戻しておいた。野田が、解散などしなければ、もう少し稼げたが、仕方がない。

ドルストレート勝負に専念した方がよいかもしれないと思う今日この頃である。

<為替相場>

ドル円     79.8082.20

ユーロ円    102.20105.20

ユーロドル   1.25201.2880

ギリシャが1か月ものと3か月物のTビルで資金を調達した。援助が決定するまでのあいだ凌ぐためのものであろう。今週は、円に動きが出たので、日銀の金融政策で動きが出そうである。あと、イギリス中銀の会合議事録あたりが、面白そうである。

重要指標は、ユーロ圏のものが多く発表される。ユーロに動きがであそうである。

11月25日にスペイン、カタルーニャ州選挙がある。ユーロ買いのポジションの調整が出そうである。

今週は、ポンドを売ってみようと考えているが、いつ売るかが重要である。

豪ドルは、1.02001.0500あたりのレンジ相場になると考えているので、売りにくい水準である。

 

<株式相場>

日経平均   88009350

難しいところである。円のレートで動くと考えてよいだろう。2009年にも11月に逆行高をやらかしたのであるが、11月の下旬で、下げ始め、その後、年末恒例の上げ上げ相場で値を戻したのを覚えている。

今回の動きは、ヘッジファンドのいたずらか、あるいは、本格的な上げ相場の到来か。

赤字銘柄に売りを入れ、安値銘柄に買いを入れておくつもりである。

先週は、新日本理化の空売りで、少し遊ばしてもらった。

 

 

1216日に衆院選である。自民党が単独過半数を取れるかどうかが焦点となってくるのではないかと考えている。民主党は、半数ぐらいに議席を減らし、その議席を、今回話題の第三局が分け合うというところではないだろうか?

安部自民党総裁の日銀法の改正発言に対する批判がマスコミから出ている。日銀の独立性に対する懸念が出ているようであるが、軍部の軍拡に利用された過去があり、日銀に国債の引き受けをさせた過去があるからだろう。

 

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