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スマホ市場でサムスンがアップルへのリード拡大

ロイター調査:スマホ市場でサムスンがアップルへのリード拡大

[ヘルシンキ 11日 ロイター] ロイターが株式・情報通信市場アナリスト40人を対象に行った調査によると、第3・四半期の世界のスマートフォン(多機能携帯電話)市場で、韓国のサムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)が米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)に対するリードを広げたとみられる。サムスンの最上位モデル「ギャラクシーS3」への需要の強さが浮き彫りになった。


携帯電話メーカー上位10社のうち第3・四半期に市場シェアを伸ばしたのは、サムスンとアップルだけで、「ギャラクシー」とアップルの「iPhone(アイフォーン)」という2大ブランドの強さを見せつけた。


調査会社IDCのアナリスト、フランシスコ・ジェロニモ氏は「第3・四半期はおそらく生き残りをかける携帯電話メーカーにとって節目となる」とした上で、「アップルとサムスンという巨大メーカーの製品と比較した際の他社製品の性能の弱さが露呈する。両社はアイフォーン5』の発売と『ギャラクシーS3』の成功で素晴らしい業績を発表するだろう」との見解を示した。


第3・四半期のサムスンのスマホの販売台数は5500万台、アップルアイフォーンは2660万台と予想されている。


アップルは、新機種「アイフォーン5」の9月末の発売で旧機種の販売が落ち込んだ。ただアナリストは、生産増強と新機種の販売増で第4・四半期にはサムスンとの差は縮まるとみている。


上位10社のうち、台湾の宏達国際電子(HTC)(2498.TW: 株価, 企業情報, レポート)、韓国のLG電子(066570.KS: 株価, 企業情報, レポート)、カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)(RIM.TO: 株価, 企業情報, レポート) は、市場全体の拡大にもかかわらず、販売台数を前年同期比で30%以上落とすと見込まれている。


ハイテク関連調査会社ガートナーのアナリスト、キャロライナ・ミラネシ氏は、大半の大手携帯電話メーカーは、高性能機種ではアップルとサムスンに、低価格機種では中国メーカーにそれぞれ押されて際立った特徴を出せないでいると指摘。「他社との差別化を図る特徴を持った製品や強力なブランド力に欠けている」と述べた。


調査によると、中国の中興通訊(ZTE)(000063.SZ: 株価, 企業情報, レポート)と華為技術HWT.UL が来年、携帯電話販売で上位5社入りするとみられており、中国企業の影響力拡大が示された。

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