民主党の代表選と自民党の総裁選をマスコミは同等に扱っていますが、私は大きく異なると思います。
民主党の場合は政権与党で有り、従来毎年首相が交代し、外交上で支障を来たしたことを考慮すれば、無投票で野田首相が選任されるのが常識ある政治集団だと思いますが、そうでないのが現状の民主党で、未熟な政治家がまだ残っているということだと思います。
民主党の代表選はレギュラーのトップと補欠選手又は補欠にも成れない選手3人との選挙で、3人の方はどうしたら首相を引きずり降ろせるかを考えているようで、公開討論会は民主党のネガティブキャンペーンになっているようです。
自民党の総裁選はレギュラー中のベスト5での選挙で、公開討論でも対民主党を意識し、自民党のチームワークでがっちり固め、時間的余裕も有り、頭脳的なプレーをしているようです。
特に石原親子の尖閣国有化の政府対応批判は白いものを黒にするすごい技です。
私は
民主党政権は長期政権後の政権交代で当然のことながら多くの失敗をしましたが、現状の野田政権は大きく成長し、後は経済成長と資産上昇強化で、次の内閣改造で改善されると思います。
自民党の方々はどんなに立派なことを言おうと、昨年の最大の国難時に、政府に協力しないで、足を引っ張ったこと、及び3党合意後に、矛盾する首相の問責決議(3党合意を否定)に賛成したことは、許されないことだと思います。昨日のTVで自民党の方が、自分達のことを、腐っても鯛だと言っておられましたが、まさにそうです。腐った鯛は食べられません。
平成の大政奉還をされ、経験と知恵を次世代の政権に引き継ぐべきだと思います。