ｉＰｈｏｎｅ販売２社が料金発表時刻の引き伸ばし合戦

[TAROSSAさん]

米アップルのスマートフォン新機種「ｉＰｈｏｎｅ５」の予約受付が始まった14日、国内販売するＫＤＤＩとソフトバンクモバイルが、高速データ通信サービスの割引料金や料金発表時刻をめぐって神経戦を繰り広げたようです。

 

高速データ通信規格「ＬＴＥ」に対応したサービスの定額料金は、なぜかＮＴＴドコモを含めた３社とも月額5985円だそうです。

最初に動き出したのはＫＤＤＩで、午後２時30分に急遽、ｉＰｈｏｎｅ５向け「４Ｇ　ＬＴＥ」の記者会見を都内で実施したそうですが、石川専務は「キャンペーン価格は午後４時までにホームページでお知らせできる」と話し、会場での公表を控えたそうです。

 

午後４時前、ソフトバンクはまもなくニュースリリースを配布できる状態だったそうですが、最終的には両社ともリリースを報道機関に配布したり公式サイトに掲載したのは午後４時を少し回ってからだったそうです。

キャンペーン料金は、通常料金よりわずか525円安い月額5460円と横並びで、両社は最後の最後まで相手の価格を気にしていたようです。

 

ソフトバンク側が「当社は（送受信データ量に）７ギガバイトの制限がない」といえば、ＫＤＤＩは「（端末をパソコン接続機器に使う）テザリングが無料」と違いを強調しているようですが、価格競争は極力避けたいのが本音のようです。

 

ドコモは３ギガバイトの制限があるとはいえ、月額4935円になるそうですが、ＫＤＤＩもソフトバンクも追随しなかったようですね。

 

9433：594,000円、　9984：3,275円、　9437：128,600円