socialcolorさんのブログ
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思案のしどころ
値動きの異なる資産を幅広く持つ分散投資が投資の常識とされて久しい。
ところが、ここ1年ほどは、国内外の株式の下落、円高(正確にはドル安)の進行による海外債券、リートの低迷と、分散したはずの資産が同時に下落してしまう有様で、リスクの軽減効果が小さくなっています。(そのことは、分散投資を行う諸々の投資信託の運用成績が芳しくないことが証明しています。)これは、巨大デリバティブ、エマージングファンドの出現、様々な投資商品の証券化等により市場の連動性が高まったためと考えられます。
ポートフォリオ理論によれば、ここは大きく下落した国内外の株式、ドルの資産比率を高めるリバランスを行うことになるのですが、はたしてどれほどの人にその勇気、覚悟があるのでしょう。(少なくとも、私にはありません。)
分散効果を信じるか、それとも独自の運用方法を模索するのか・・・。
資産運用など行わず、ひたすら日本国債を買うか、銀行に預けていたほうが結果が良かったというのでは、笑い話にもなりません。
分散投資で大切なのって時間をばらすことだったりすると感じます。ばらばらに私は買い付けていくので、軽減されてはいますが、分散もリンクしている市場では、それなりに痛みも出ちゃいますからね。。。(~_~;)
>それとも独自の運用方法を模索するのか・・・。
わたしはかなり独自路線になっちゃってますが、
それが成功するという保障はどこにもない感じですし。。