socialcolorさんのブログ
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変化の兆し?
デカップリング論が誤った考えであり、「アメリカ経済の成長鈍化、低迷は、世界経済の停滞を招く。」との認識でほぼ一致した感があるこの頃ですが、ここ最近の世界各国の市場の動向を見ていると、少し変化が見えます。
まず、アメリカ市場との連動性が弱くなってきていること。
アメリカNY市場は27,28日、2日連続で100$を大きく下回る下落となりましたが、連れ安することが大半であった香港(ハンセン指数)と日本(日経平均)市場がこの間、下げないどころか上昇しました。特に香港(ハンセン指数)については、ドルペッグであるために為替(ドル安)の影響を受けて下げることが多いのですが、力強く上昇しています。ただ、各国の株式指数を時系列で眺めていて感じるのですが、ほぼどの国も市場が開いている時間帯では同じような動きをするようです。(アメリカ(ダウ)とヨーロッパ(各国指数)、香港(ハンセン指数)と日本(日経平均)等。この辺りは、今更ながらに金融のボーダレス化を感じます。上海だけは少し違いますが。)日経平均、NYダウの動きを見て、香港、欧州で稼げるかもしれません。
次に、原油、金等のコモディティの市場価格が下落、国債を中心とした短期債券に資金が流れていること。
これらの動きをどうとらえるか。バブルを警戒して、割安となった市場へのリスク回避、分散の行動か、はたまた、景気の先行きを悲観した逃避行動なのか。前者なら、今後の株式市場に期待が持てますが、後者なら今後も低迷が続くと覚悟しなければなりません。
はっきりしているのは、アメリカ(ドル)に投資するのだけは、止めておくべきということでしょう。(でも、日本(円)がそれ以上だったりして。)
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私は最近何を頼りにトレードすればいいのか分からなくなってきています。でも、こんな時にこそ今まで高い授業料を払ってきて鍛えてきた勝負勘に賭けてみるしかないかなと思っています。もちろん、大勝負は出来ませんけどね。相場が落ち着くか、日本市場が何を基準に動き出すのか見定めてからですね、勝負できるのは。それまでは様子見が基本ですかね。
>との認識でほぼ一致した感があるこの頃ですが、ここ最近の世界各国の市場の動向を見ていると、
少し変化が見えます。
デカップリング自体は、
間違っているかどうかの答えはないのかも
あくまで「論」なので(^^ゞ
お金の流れを見ると、また違うところに流れるのも、
デカップリングなのかもしれないですしね(^^ゞ
>アメリカ(ドル)に投資するのだけは、止めておくべきということでしょう。(でも、日本(円)がそれ以上だったりして。)
うーんでも、これは俺も悩みどころだったりします。
時が変わればまた見方も変わりますし。。。