当事者意識

[東証一部.comさん]

今月は山口県知事選挙が行われます。2008年は立候補が二人、投票率が37.21％と全く盛り上がりませんでした。インターネットを利用した選挙活動は今回もダメそうですが、ツイッターやフェイスブックなどを利用した、草の根というか、グレーゾーンな活動はあるのかもなーとおもいます。ところで、「◯◯党になって全然ダメだ」「◯◯党時代のほうが良かった」というような事をいう人がけっこう多いような気がします。自分は、例えば◯◯党が政権を維持し続けていたとしても、そう大してかわらなかったのではないかと、そう思っています。どうしてかというと、今の政治ごとの決まり方をみているとどうも民主主義、いわゆるデモクラシーが機能していないように感じるのです。民主主義を、きちんと運用するためには、三つの条件をみたすことが必要です。一つ目は参加できること、二つ目は隠し事がないこと、三つ目は当事者意識を持つということ、この三つです。三つ目の当事者意識は、「◯◯党には任せておけない」「◯◯党を信じた自分が馬鹿だった」「◯◯党に騙された」「◯◯党ならこんなことにならなかったはず」と言ってる人には欠けているように思われます。当事者意識をもって、投票するっていうのは、難しいですけど。