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ユーロ下落、弱い指標でECB利下げ観測高まる
4日終盤の欧州外国為替市場ではユーロがドルと円に
対して下落。弱い経済指標を受けて欧州中央銀行(ECB)が利下げに踏み切るとの観測
が強まった。
5日の入札を控えてスペイン国債の利回りが上昇したこともユーロの圧迫材料となった。
ただ市場関係者によると、この日は米国が独立記念日の祝日となったことから一部では模
様眺めのムードが強く、商いは薄かった。
ユーロ/ドルEUR=は0.4%安の1.2555ドル。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の為替ストラテジスト、ポール・
ロブソン氏は「市場はECBによる25ベーシスポイント(bp)の利下げに備えている
ようだが、ユーロを押し上げるためには流動性供給のような措置が必要になる」との見方
を示した。また、追加緩和の可能性を探る手掛かりとして市場はドラギECB総裁が成長
やインフレの下振れリスクを強調するかどうか注視するだろうと述べた。
マークイットが4日に発表した6月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)改定値は、
ドイツのサービス部門PMIが前月の51.8から49.9に低下。景気の拡大・縮小の
分岐点となる50を割り込み、速報値の50.3も下回った。
ユーロ/円EURJPY=Rは0.4%安の100.2円。トレーダーによると、日本の投資
家の間でユーロ圏債券の元本償還金を円に交換する動きが目立った。
ドル/円JPY=はほぼ横ばいの79.8円。
利下げ観測があればイタリア、スペインの株価は上昇するだろう!長期金利はやや悪化!
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