吉野家ＨＤ社長、２０年ぶり交代で４３歳トップ

[arama-さん]

　吉野家ホールディングス（ＨＤ）は２６日、安部修仁社長（６２）が代表権のある会長に就き、後任の社長に河村泰貴取締役（４３）が昇格する人事を決めた、と発表した。９月１日付。

　同社の社長交代は２０年ぶり。安部氏は１９９２年に社長に就任。持ち株会社体制が軌道に乗ったことや、牛海綿状脳症問題などで悪化した業績の回復にめどがついたことで、大幅な若返りを図る。事業会社の吉野家の社長には引き続きとどまる。

　記者会見した安部社長は、ＨＤ社長交代のタイミングについて「２０１５年度末までの中期経営計画の達成に向けて、序盤から次の世代が当事者であることが望ましい」と説明した。