日銀がETFを購入するのは前場でTOPIXが1%以上下げた時だそうですが
購入時間が午後1時15分頃なので、前場に買ってそこで売りをぶつければ
かなり高い確率で儲けることが可能です。
その所為か外国人は該当日の前場に買って
午後1時15分になるのを首を長くして待っているという噂が流れています。
まあ別に外国人でなくても日銀の購入パターンを知っていれば誰にでもチャンスはある訳ですが。
確かに6月(計3回)の日中足を見た限りでは、日銀がETFを購入した時間帯は午後1時15分頃で
指数は必ずその時間をピークに下げに転じています。
<参考>
4月以降、日銀がETFを購入した回数は計12回で総額4026億円。
4/9 4/11 4/16 (各285億円)
5/7 5/9 5/15 5/18 5/30 5/31 (各397億円)
6/4 6/8 6/12 (各263億円)
因みに後場の終値が前場を大きく上回ったのは5/30と5/31の2回。
前場終値より後場終値が下回ったのは4回。
残り6回はほぼ横ばい。(横ばいなら買い支えの効果はあったと見るべきでしょう)
本来日銀がETFやJ-REITを購入する理由は景気下支え策の一環だと思いますが
何もルール通りに手の内を見せて購入するのもどうかと思いますね。
もし外国人がそれで甘い汁を吸っているのであれば尚更です。
それでも日銀は昨年末時点の含み益が847億円あったそうなので
ETFやJ-REITで損をする投資家が馬鹿なのでしょう(苦笑)