浜松原発停止時には根回しが無かった等で(根回しした場合リークの可能性有り)、多くの方々が電力不足や火力発電燃料入手の不安等を理由に政府方針に対し批判されました。結果的には中部電力管内の浜松原発停止による悪影響は発電コスト上昇以外はほとんど無かったものと思われます。
一方、今回の政府の大飯原発の再稼働については、浜松原発停止時と状況的には大きな変化は無く、立地条件や設備面で大飯原発の方が良く、関電の方が原発依存度が高く、経済等に与える影響は大きいものと考えられます。しかしながら、マスコミや多くの国民は政府案に反対し、批判しています。
私はマスコミ報道の多くは、国益を考えずに、短期的な感情的なもので、前向きな提案も無く、国民の受けを狙い、政府を批判しているものと考えます。
それはTVやラジオに出てくる方々の偏りにあると思います。ほとんどが大学教授、経済評論家、マスコミ、芸能人、作家、スポーツ、等の関係者が多く、一般の国民とかけ離れた「時間とお金に余裕のある」方々が多く、経済が落ち込んだり、電力料金が上昇しても悪影響が小さく、逆にネタが多くなり儲かる方がほとんどのような気がします。
残念なことに、多くの国民はこのような歪んだマスコミ報道の影響を受けて判断しています。
追伸
政治の世界でも、株式市場の世界でも「平成の西南戦争」状態となっています。株式市場では戦術巧者の投機筋に対し、政府軍は苦戦していますが、この戦争は日本の改革及び復活の為に、絶対に負けられない戦いです。援軍を待っているだけでなく、兵力的に圧倒的に有利な面を活かし、戦略を立て直し、打ち勝ってほしいと思います。
私も兵力を補給し、全力で応戦したいと考えます。