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弱い人が生きるには 24年6月1日(金) 21時22分

 明彦君は、つねづね、人は弱いものだし、身勝手なものだとも思っている。少しばかり良いことがあると、直ぐ有頂天になったり、少し都合のわるいことがあると、極端に落ち込んだりしやすい。これが明彦君であり、周囲の人である。この弱さを持つ身勝手な人が、この世、そうです、娑婆を生きるには、その方法とか対処とか、どうしたらよいものかと、考えたりもする。

 

智に働けば角が立つ、情に竿させば、流される。意地をとおせば、窮屈だ。とかくこの世は住みずらい。まさにそのとおりである。

 

 よく、仕事帰りのサラリーマンが、裏道りの屋台の前で、ビール瓶だか、ジュースを入れるボックスのケースの上に板と座布団を敷き、他人同士で談笑しながら、飲んでいるのを見たことがある。明彦君は、酒は飲まないが、その気持ちが分かる。ストレスが多いのである。「酒くらい飲まなくちゃ、やってげるかよー。」である。本当にそうだ。そうでもしなけりゃ、「やってげるかよー。」である。

 

 しかし、酒ばかり飲んでる訳にもいかない。その後、孤独になった時に誰でもふと考えることであろう。酔った気分で、一人家路につく時、それぞれ孤独感に襲われ、百とも千とも言える思いが脳裏に、浮かぶかもしれない。我に帰るのである。あるいは、せつな的に酔水状態で、自分を癒しているのかもしれない。

 

 そんな弱い人が、矛盾に満ちたこの不完全な世界で、突然に身に降りかかる不条理に遭遇したらどうするかである。それは場合による。閉じられて隔離された組織とか会社の中で、理不尽な扱いを受け、誰とも相談できず、どうしたらよいか日夜苦しんでいる日々になってしまったこととかである。

 

周りから、突然に、差別的冷遇状態に置かれ、暴力的な扱いを受け、一人ではどうしてよいかわからない日々を送る場合である。それは会社がいきなり従業員に、あるいは会社の中の一部の派閥とか、あるいは利権集団かもしれない。牙をむき出し、狂った状態とも言える態度で一個人に襲いかかるのである。まるで組織そのものが、何かにとりつかれ、洗脳された組織が、集団の催眠術にかかった状態の様に、あるものに動かされている場合もある。

 

あるいは組織の中では秘密にされた集団で、組織の他の人には、絶対に見つからない集団で、その組織内の利益のみ最優先する、それは反社会的でもあり、全体の組織の運営に支障が出ても構わない、マル秘組織であり、エゴイズム集団でもある。

 

このエゴイズム集団から理不尽な攻撃を受け、誰に相談も出来ず、ただ我慢して生きることを強いられるかもしれない。これまた大変である。文学作品なら、この先様々な展開もあろうが、明彦君の現実はそんな絵空事ではないのである。

 

 その様な、異常な状態に人が放り込まれた場合である。さあ、どう生きたらよいかである。今の一個人には、誰でも、何時、この様なことが起こるか分からないのである。極めて、危うい、薄氷の上で生きているようなものである。その対処方法である。予め、準備しておきたい。本当にそう個人の周囲の環境が悪化した場合である。

 

 明彦君の場合、そんな変な連中に、あるいは、つまらぬ事に関わっていては、やるべき事がやれないと、思っていた。そんなくだらない事に関わる小さな人になりたくなかった。何度も、日記に書いてきたことであるが、地道に生活し、ある程度、我慢して生きなければならないだろう。

 

まず、何と言っても、日頃から地道に積み上げてゆくことは、健康である。健康で生きていれば、何とかなる。元気で身体が動けばその後は、最悪の状況は、少しは緩和することができる。そして健康だけでは無く体力を増強することも求められる。そうして何とか、生き抜けていれば、何時かはその人に巡りくる最悪の周囲の状況から抜け出ることや、多様な新しいとも言える展開があるかもしれない。

 

 そうして、何時かは、めぐりめぐってくるチャンスを得るためには、その事前準備は、やはり必要である。日頃の生活の中での準備である。これは、目の前にチャンスが来ても、準備が無ければ、そのチャンスにチャレンジできないのである。その準備とは、これまた、その人によりけりで、いろいろあるだろう。

 

文武両道という。まさにこれであろう。健康であって、体力があっての個人が、世間の中でよりよく生きるための条件である。まず身体を鍛え、頭脳を鍛えるのである。しかし、何とまあ、生きることとは、大変なもんで、その日常の努力をすることは、孤独の生活を強いることでもあり、寂しいことであろうか。しかし、現実はそんな甘い思いに浸っているわけにもいかない。何とかしなければならない。いよいよとなれば、超自然の力にたよるのも、一つの方法である。

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