泊原発、高台に免震棟 北電新設へ 防潮堤かさ上げも

[arama-さん]

泊原発、高台に免震棟　北電新設へ　防潮堤かさ上げも

（05/17 06:25）

　北海道電力は１６日、泊原発（後志管内泊村）敷地内の海抜３１メートル以上の高台に、大地震などの事故時の防災拠点として使う「免震重要棟」を新設すると発表した。完成のめどは２０１５年度。同１７・３メートルにある既存の指揮所に加え、津波被害を受けにくい高所にも拠点を設け、安全対策を強化する狙い。１４年度に泊原発敷地内に完成させる防潮堤の高さも、当初予定の同１５メートル以上から、１６・５メートルにかさ上げする。

　新たに建設する免震重要棟は、地震の揺れを小さくする免震構造で、放射性物質の流入を防止する防護設備を設置する。