東京穀物取引所、今年度中解散の方向

[arama-さん]

　大豆やトウモロコシなどの先物取引を扱う東京穀物商品取引所が、今年度中に解散する方向で調整していることが明らかになりました。

　東京穀物取引所によりますと、現在扱っている取引は、東京工業品取引所と関西商品取引所に移管する方向で調整しているということです。来月上旬に開く取締役会で移管を正式決定する見通しで、東京穀物取引所は今年度中に解散する方向だということです。

　東京穀物商品取引所はコーヒーや大豆、コメなどの先物取引を扱う取引所として１９５２年に設立されましたが、現在の取引量はピーク時のおよそ１０分の１にまで落ち込んでいました。（11日14:17）