アジアさんのブログ
巨人
巨人・桃井恒和球団社長(65)は15日、野間口貴彦投手(28)が社会人のシダックスに在籍していた2004年に、総額約200万円の金銭を渡していた事実も明らかにした。
同時期に明大・一場靖弘投手(現ヤクルト)が日本学生野球憲章に違反して「栄養費」などの名目で現金を受け取り問題になったが、社会人選手には当時は金銭授与禁止の明確な規則はなかった。同社長は「社会人は学生とは違う。違反では全くない」との見解を示した。
一場問題では、複数の球団が金銭を渡していたことが発覚。巨人も一場に200万円を渡しており、当時の渡辺恒雄オーナー(現球団会長)、土井誠球団社長、三山秀昭球団代表ら球団トップが引責辞任する事態に発展した。05年6月に12球団が新人獲得に絡む不正防止策として「倫理行動宣言」を発表し、社会人を含めて一切の利益供与を禁じた。
巨人は一場問題の調査で野間口への金銭授与も把握していたが、桃井球団社長は「(野間口は)日本学生憲章で禁じられている選手ではないので、(当時は)公表しなければいけないものでもないと判断した。今回(朝日新聞から)取材を受けたので申し上げておきます」と説明した。
朝日新聞が入手した内部資料に、野間口への授与も記述されていたという。巨人の“過去”が次々と明るみに出てきた。
今年は巨人が荒れている。
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