機械受注、２か月ぶりプラス //過去２番目の伸び

[arama-さん]

　１月の機械受注統計で民間設備投資の先行指標とされる「船舶・電力を除く民需」の受注額は前の月と比べ３．４％増加し、２か月ぶりのプラスとなりました。

　内閣府が発表した１月の機械受注統計によりますと、民間設備投資の先行指標とされる「船舶・電力を除く民需」の受注額は７５７８億円となり、前の月に比べて３．４％増加し、２か月ぶりにプラスに転じました。製造業は造船業や石油製品などが落ち込んで１．８％のマイナス、非製造業は通信業や電力業などの増加で２．３％のプラスとなりました。

 

　内閣府は基調判断について、「船舶・電力を除く民需」の受注額がここ数か月減少や増加を繰り返していることから、「足元は依然として力強い増加とはいえない」として、前の月の「一進一退で推移している」を据え置きました。

　また、１月は「外需」が火力発電所のボイラーなど１００億円以上の大型案件があったことで前の月に比べ２０．１％と増加し、２００５年４月以来、過去２番目の伸びとなりました。（12日10:46）