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(続き、その6)多くの社会問題は経済政策の迷走に起因

  規制、保護などは、既得権に絡むので、その撤廃に難色を示すヒトは多いかも知れません

 しかし、そう思うのは既に官僚の術中にはまっています。

 

 なぜなら、現在の日本では、お互いがお互いにたかり合う『既得権の平準化』が進んでいるからです

 多くの国民は、既得権を得ている反面、既得権で奪われているのだから、プラスマイナスゼロなのです。

 

 否、実際は、国民は損をしている

 なぜなら、たかり合いで、生産性(経済競争力)は低下するわ、経済成長は鈍化するわ、所得は伸び悩むわ、雇用は危うくなるわ、割高粗悪製品・割高粗悪サービスが横行するわ、、、となるからです。

 

 

 こういう社会では既得権を媒介・差配する官僚、族議員だけが潤ことになる(天下りやら、業界献金やら、族議員の多選やらで)。

 既得権を差配する官僚に、多くの国民(マスゴミも)は、頭が上がらなくなります。

 ますます、官僚主導政治になってしまうのです。

 多くの国民が、自分たちにバラまかれている甘い汁(規制・保護や談合黙認)の部分だけ見て、自分たちからむしり取られ、他人に提供されている甘い汁を見ていないから、官僚の術中にはまる。

 お互いにたかり合う社会というのは、巨大なネズミ講みたいなもの。
 そこで、儲かるのはネズミ講の胴元(官僚、族議員、そして彼らと裏で癒着している大手マスゴミ)だけなのです。

 

 規制・保護・談合黙認で潤うのは官僚と族議員だけ

 国民は彼らの家畜となり、トータルでは損をする or本来、得られるべき利益を得損なうことになるのです。

 

 このカラクリに気がつく国民が増えれば、規制・保護・談合排除は自ずと進むことになるでしょう

 

 

(補足) マスゴミと官僚の癒着の詳細は、近著『官報複合体』を参照のこと。

 

(補足) 既得権の平準化=巨大ネズミ講は、官僚機構の巨大な陰謀で戦略的に構築されてきたわけではありません(近年の日本の官僚機構はそんなに賢くなく、行き当たりばったりです)。

 役所が不正に甘く、また、役所に不正を求める国民がいて、お互いにナアナアで物事を進める、という行為があちこちの役所で起きた結果として、自然と構築されてきた。 で、その差配メリット(天下りや業者からの供応)に目をつける悪意の一部官僚がいて、そういうヒトがたまたま出世し、『話の分かるやつ』を後継者に選び、それが継承拡大されることで、役所の利権システムとして肥大化していったのです。

 不正に甘い国民性に変質したことで肥大化していった自爆的システム、、それが現在の巨大ネズミ講なのです(官僚のモラル低下や利権システムの肥大化には田中角栄が大きく噛んでます)

 このシステムは役所の幹部を完全政治任用とすることで崩せます

 



 

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