ＮＹダウ、３年９か月ぶりの高値 //日本の株は？

[arama-さん]

　ニューヨーク株式市場のダウ平均株価が、２００８年５月以来、３年９か月ぶりの高値を回復しました。

　１６日のニューヨーク株式市場は、朝方発表された新規失業保険申請件数がおよそ４年ぶりの低水準になったことや、住宅市場に関する指標が市場予想を上回ったことなどから、買い注文が先行しました。

　その後も、ヨーロッパ中央銀行がギリシャに対する追加支援に乗り出す、との見方が広がってダウ平均株価は上昇幅を拡大。結局、終値は前日より１２３ドル高い１万２９０４．０８ドルとなり、リーマンショック前の２００８年５月につけた水準を３年９か月ぶりに回復しました。市場関係者は「アメリカ経済は緩やかではあるが回復基調にある。プラスの材料がさらに出てくれば１万３０００ドルを突破する日も近いかもしれない」と話しています。

　また、ハイテク銘柄の多いナスダック総合指数も、２９５９．８５ポイントと、およそ１１年２か月ぶりの高値となっています。（17日09:50）