CFTC、主要先物ポジション状況-1月24日現在

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

tetsuさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ110件目 / 全2589件次へ »
ブログ

CFTC、主要先物ポジション状況-1月24日現在

商品先物取引委員会(CFTC)が発表するシカゴIMM先物市場での主要な先物のみのポジション状況は、1月17日現在で以下のとおり。通貨、ネット・ポジション、前週比の順で表記している。

※通貨、ネット・ポジション、前週比

円 +44,367 -14,495
円はロングが縮小。ドル円は、欧州債務問題に関連したリスク回避からのドル買い・円買いが優勢となるなかで動きにくさが見られた。しかし、欧州問題についてポジティブな材料が出たことや新規失業保険申請件数の市場予想比大幅減少が米企業決算とあわせ米株価の更なる上昇と米国債利回りの上昇につながったことで、77円の大台に乗せた。さらに、リスクセンチメントの改善にともなう動きが継続し77円後半まで上昇した。

ユーロ - 171,347 - 11,317
ユーロはショートが拡大。序盤からスペイン国債入札の好調や、欧州銀行セクターの資本増強計画が発表されたこと、及び米企業決算の市場予想比上振れが総じて欧米株価を下支えした。その後も、イタリアなどの高債務国債利回りが総じて低下したほか、ギリシャ債務再編交渉に対する楽観的な見方などがユーロの後押しとなった。

ポンド - 31,361 + 10,273
ポンドはショートが縮小。欧州問題への懸念後退が全般的なリスクセンチメントの改善につながった。また、英国経済自体については特段目立った材料は見当たらなかったが、英12月財政収支が予想比で赤字縮小となったことはポジティブな材料となったようだ。ポンドドルは序盤から堅調地合いを維持し、1.56ドルの大台を回復させた。

加ドル - 18,909 + 9,821
加ドルはショートが縮小。全般的なリスク選好的な地合いから株や商品といったリスク資産が軒並み買い戻されるなかで、加ドルも上昇。さらに、新規失業保険申請件数の市場予想比大幅減少や米企業決算への見方などから米国経済への楽観的な見方につながり、輸出などでつながりの強いカナダ経済に対しても同様の見方となったことが加ドルの下支えとなったようだ。ドル/加ドルは1.00加ドル後半までドル売り・加ドル買いが進んだ。

スイスフラン - 12,514 + 308
スイスフラン(CHF)はショートが縮小。リスク選好的な様相のなかで、欧州通貨が買い戻されたことからCHFも堅調に推移。スイス単独での目立った材料は見られなかったものの、欧州への懸念後退を背景とした動きがCHF買いを促す格好となった。ドルCHFはドル売り・CHF買い一辺倒の展開に。途中、もみ合う場面こそ見られたが、リスクセンチメントの改善が続くなかで、0.92CHF前半までドル売り・CHF買いが進んだ。

豪ドル + 69,486 + 15,180
豪ドルはロングが拡大。豪12月就業者数が市場予想を大きく下回り、想定外のマイナスとなったものの、リスクオンの様相となるなかで、豪ドルは底堅く推移。欧州への楽観的な見方が強まったことを材料にドル売り・他通貨買いが強まったことから、豪ドル/ドルは1.05ドル後半まで上昇した。もっとも、その後はドル円が上昇し、ドル買いが優勢となったことから1.04ドル台まで押し戻された。

NZドル + 12,932 + 3,477
NZドルはロングが拡大。NZ10-12月期消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことから一時的にNZドルが売られる場面こそ見られた。しかし、その後はもみ合いを経て買い戻しが優勢に。NZドル/ドルは0.80ドルを示現後は0.81ドル半ばまで上昇した。

メキシコ・ペソ + 7,418 + 24,746
メキシコ・ペソはロングに転換。メキシコ・ペソ・ロングは2010年12月7日に6万枚割れまで縮小した後は13万枚まで増加。その後は再びロングを減少させ、ショートに転じた。

原油 + 177,845 + 6,619
原油はロングが拡大。HSBC中国製造業PMIが、分水嶺とされる50を3カ月連続で下回ったことで、経済回復のペースが鈍化するとの見方が原油売りにつながった。一方、EUがイラン産の原油の禁輸措置を決定したことを受け需給ひっ迫懸念が高まったほか、イランによる報復措置としてのホルムズ海峡封鎖の警告にともない、中東からの原油の供給障害懸念も高まったことから買い戻された。

金 + 142,223 + 6,149
金はロングが拡大。序盤は方向感に欠ける動きとなったが、欧州問題への懸念後退を背景としたリスクセンチメントの改善にともなうドル売りから、代替資産である金への需要が高まった。もっとも、買い一巡後は為替相場においてドル買いが広がったことから、金は戻り売りに押された。NY金先物は一時1681.80ドルまで上昇。一巡後は押し戻されたものの底堅さを示した。
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。

ネット証券比較

みんかぶおすすめ