臓器売買、医師に懲役３年の実刑判決//随分軽い刑だね

[arama-さん]

　腎不全を患っていた東京の医師が金を払って臓器を購入した罪に問われた裁判で、東京地裁は、この医師に懲役３年の実刑判決を言い渡しました。

　堀内利信被告（５６）と妻の則子被告（４８）は、暴力団組員らを介してドナーの紹介を受け、８００万円を支払って腎移植を受けたとして、臓器移植法違反などの罪に問われています。

　２６日の判決で東京地裁は、「臓器売買を自由にしてしまうと、臓器移植が公平に実施されなくなる」と指摘。その上で、堀内被告については、「医師という立場にあるのに、金に物を言わせて利己的に犯行に及んだ」とし、則子被告についても、「暴力団関係者との連絡役として積極的に犯行に関与した」として、堀内被告に懲役３年、則子被告に懲役２年６か月のいずれも実刑判決を言い渡しました。（26日11:18）