花一番さんのブログ
国会議員なら、票に媚びるな!
中央市場で働いていた。
正確には、中央卸売市場という。野球帽に番号が付いた白い札が仲卸業者だ。
仲卸は、中央市場毎に数が決められている。
毎年のように廃業していく仲卸がいるが、新規業者はまず入れない、仲卸組合が反対するのだ。
市場としては、新陳代謝を繰り返すのがいいのだが、仲卸は競合が少ないほうが有利と考える。
やがて、仲卸は激減していき、中央市場の売り上げは低迷する。
TPPに似ていると思った。
仲卸は農家で仲卸組合は農協、外国から安い農作物が入れば競争が厳しくなる。
中央市場は国だろう、農家や農協の事だけを考えれば国益を失うことになる。
農協の集会に出席してた鉢巻まいた国会議員たち、媚びてると思う、恥ずかしい奴らだ。
最終的に野田総理がTPP加入の発表を延期して、媚びた国会議員の顔を立てるのだろうが。
票に媚びる民主党・自民党に投票するようでは、日本は良くならない。
農協の集会への動員力は大変なものですね。
農協からの手間賃と恫喝でかき集められた人員ではないかと思う。
地方出身の国会議員は票が欲しいと顔に書いてある人達ばかりでした。
農協は補助金を農家に配り、農機具をローンで農家に売りつけ、農産品で返済させて農家を農協に縛りつけています。
農協を中心とした戦後の非生産的な体制が日本の農業を弱体化させているのであり、
TPP交渉により農協の解体が進めば日本の農業の近代化が達成されるでしょう。
農協が恐れているのは農業の生産性向上が農協不要論に繋がることであり、
農協と利害が対立する国民は農業がもっと強くなることを心から望んでいるはずです。
日本の農業は丁寧なモノ作りにより非常に競争力があるのに、
農協が利権を盾に農家の自発的な努力を押さえつけているので輸出産業に育ちません。
農協を排除して企業が農業に参入すれば企業は内外無差別に活動できるので、
日本農業が日本を代表する輸出産業になることも十分可能でしょう。
montontonさん、こんばんは。
本当に悪いのは補助金の利権なのです。
全農、経済連、県などの団体が補助金の利権を持ち、それをエサに農家を利用する。中央市場(荷受会社…せり売りする会社、民間業者)から出荷奨励金などの名目で手数料の一部を盗る。もちろん農家からも盗ってるはずです。
農協には、営農指導員がいて、各農家を巡回しどのような作物が高く売れてるとか、栽培方法の指導もしています。反面、農薬とか肥料を売りつけたりもしますが、商売だから仕方ないと思います。
近頃は、農協合併などで大規模化していて、営農指導は儲からないので大幅に減少しています。montontonさんの言うとおり、補助金を配ることで農家を縛りつけてます。農家は農協・経済連・全農などに手数料を払い続けるのです。
TPPで、零細農家や兼業農家は潰れるかもしれません。でも大規模な農家や
企業が参入することで、農業も世界基準になり、補助金の必要のない強い農業ができるのだと私は思います。