はるるっぴさんのブログ
今起きていること(簡易版)
今起きていること(簡易版)
素人のひとりごと日記です。
(くわしくは、専門家へ)
先日、ひさしぶりにお城が見たくなったので
新幹線の米原駅に降りて彦根城の見学に行った。
油断たっぷりに行くと、人気キャラクターの
「ひこにゃん」が登場していて混雑していた・・・
(・o・)!
その「ゆるさ」に驚いてから
重々しい博物館に入ってゆっくり見学してきた。
博物館のみやげもの売り場で「本当のおすすめのモノは何ですか?」と聞くと
しばらくしてから、かしこそうな人が登場して井伊家の話を教えていただいた。
・・・
さて
時間も知識もないので
今起きていることを箇条書きに書いてみます。
(間違いもあります。くわしくは、専門家へ)
表面上の動きにまどわされず
今起きていることを丁寧に数字で拾っていくと
金融システムが混乱している可能性がある。
○シートベルト着用のサイン
銀行間の信用リスクプレミアムが上昇している。
数か月後、金融危機が起きる可能性を否定できない。
(今日、明日起きることを書いていません。)
有名なシカゴ大学教授、ラグラム・ラジャン氏の本
「フォールト・ラインズ」
サブタイトル:「大断層」金融危機を再び招く
そのシナリオ通りになっている。
○需給
需給に関しては、最近の日経新聞さんで報道されていたように
良くなっている。足元株価が上昇している要因のひとつになる。
○金融レギュレーション
金融規制が強化されている。
ヘッジファンドをやめているところもある。
そうなると
たとえば金(ゴールド)買い持ち、米国債売り持ちしていたファンドがあれば
決済により反対売買することになる。
格下げされている米国債が買われていた理由のひとつになる。
債務危機が未解決の欧州通貨ユーロが買われるなどの現象も
同じように考えることができる。
○GS(ゴールドマン・サックス)
米金融大手ゴールドマン・サックス・グループは10月末までに
ヘッジファンド「グローバル・アルファ・ファンド」を閉鎖する。
14日付の顧客あて書簡で明らかになった。
状況に詳しい関係者1人は、同ファンドは年初来では
約12%の損失が発生していると明らかにした。
(ウォール・ストリート・ジャーナル日本語版より)
どうして、プロ中のプロのGS(ゴールドマン・サックス)が損するのか?
(通常の販売されている投資信託は、わたしと同じ一般人向けなので関係ない。)
わたしも真似して、状況に詳しい関係者に聞くと、ロボットのプログラムの修正(大変らしい)
前提条件が次々と変わるので対応できないとのこと。
(たとえば、米国債の格下げなど、最初のプログラムの前提としてはなかったと思う。)
プログラムの修正には、相当のコストが必要となるので仕方がないのでしょう。
ゴールドマン・サックスのトレーダーさんも運用しているうえに
ロボットも運用しているので、間違わないようにしたい。
複合オプションなど、相当難しいこともされているようです。
○投資家が損するひとつの理由
投資家が損するのは、間違った人の話を聞いているから。
証券会社には、証券会社の立場があることを理解したい。
(間違っている専門家は、営業上都合がよいので、利用されやすい一面もある。)
○円高ですか?
専門家の話などで、円高、ときには超円高といった話を聞くこともあるが
実際に、最近、スイスに行った人、上海に行った人、ハワイに行った人の話を聞くと
「そう言えば、円高と言われているけど、円高メリットなどなかった気がするけど・・・」
(ウォン安の韓国などは除く)
と言っている人もいる。
国際収支や経常収支が赤字になってくると円安になるかもしれない。
その時は、食料品価格(輸入品)などが、高騰するので注意してほしい。
通貨供給量が多いので、円高、円安関係なく、さらにインフレになるだろう。
日本銀行券は80兆円くらい
銀行にあるのは、10兆円くらい
他は、コンピュターの中の数字になる。(デジタルマネー)
国会に勤める友人に聞くと
日本の借金は、隠れ負債も含めると1,100兆円くらいになるらしい。
紙幣の担保は、日本国債になる。(復習)
○キャリートレード巻き戻し
QE2の終了した後、米ドルのキャリートレード巻き戻しが起きている。
新興国の株が上昇していたのは、ドルキャリートレードによるところが大きい。
その時、多くの市場関係者は、新興国経済が成長していると言っていましたが
わたし自身、その頃、新興国に見学に行っていたので「違う」とわかった。
日本の量的緩和終了のとき、円キャリートレードの巻き戻しが起きた。
日本の量的緩和政策は、2001(平成13)年3月19日に実施され
2006(平成18)年3月9日に解除された。
同じことがドルでも起きている。
評論家と違うので、学習効果を発揮したいもの。
○株価水準
株価水準については、日本の株価を見る時
世界の株価水準を確認する必要がある。
本当に株価が上昇しているのか?
チェックする必要がある。
ラグラム・ラジャン教授の本から言葉を引用すると
「金が万物の尺度になったとき」
本来の誠実な通貨「金(ゴールド)」を基準に株価を見る。
S&P500株価指数
NYダウ株価指数を
ドル建て金価格で割ると
金を尺度としての株価を見ることができる。
株価が本当に上昇しているのかどうか、「違う景色」で見るのもよいと思う。
ある有名な中国人エコノミストの話によると
今のNYダウ株価に割安感は、感じないらしい。
専門家が強気になるのは、株価が上昇しているから
「理由はそれだけ」と言っていた。
○ヨーロッパの債務危機
EFSF債(欧州金融安定ファシリティー)は
ユーロ圏のトリプルAの国々しか保証できない。
金融危機が続くフランスがAaaの格付けを失ったら、この仕組みはもたない。
フランスの表向きの格付けはAaa(トリプルA)
クレジットの格付けはBaa(トリプルB)になっている。
ユーロ中枢国のドイツが救済するといっても日本のGDPの半分より少ないので
日本が20%くらい買うらしい。
現在の日本の財政に、ヨーロッパ債務危機を救済するほど
余裕があるとは、とても思えない。
中国も買っているようですが、これは裏取引があると思う。
(予想にすぎない。)
フランスの金融機関が危なくなると
米MMF(日本の預貯金のイメージ)がヤバイことになる。
それで米ガイドナー財務長官が各国首脳と交渉をすすめている。
まずいなぁ~
○FOMC
アメリカのFOMC(11月1日~2日)に注目したい。
今回のFOMCは、記者会見のおまけがついているので、何かある予感がする。
世界の金融市場は、2008年9月15日前のリーマンショック前と同様に
緊張状態にあるので、投資には慎重に対応したいと思う。
引き続き株価については、乱高下する可能性があると思う。
○最後に金(ゴールド)について
金(ゴールド)の世界の第一人者は、JIM SINCLAIR氏だと思う。
JIM SINCLAIR氏の警鐘より
Gold ETF はデリバティブの一種。 実際に保管しているかどうか不明だし
目論見書、約款には金レンディングや金リースに保管している現物を用いても良いと
記載されている場合が多い。 単なる紙証文ですよ。
・・・
金(ゴールド)については
もう一段下がる可能性がある。
下がらない可能性もある。
(要するにわからない。長期では強気トレンドが続いている。)
数々の予想を的中させている。(特に、金とNYダウは有名)
投資に興味のある人には、おすすめの本です。(紹介しているだけです。)
高度なアストロロジー分析とサイクル分析を背景にしているので、難しいと思う。
Forecasts 2012(レイモンド・A・メリマン著)
【参考】
Forecasts 2011(レイモンド・A・メリマン著)より
「天候パターン」
(文章は、離れています。後から書かれた本ではありません。)
「(2011年)最初の3ヶ月間は残りの期間より自然災害が発生し
悪天候になる可能性がある。」
「3月11日:天王星が牡牛座に再入居(7年間滞在)」
「3月18日~28日は強風、トルネード、地震、雷雨、及び恐らく洪水に見舞われるだろう。」
天王星は地震、変革、予想外などを象徴する惑星です。
(投資日報出版より引用)
サイクル分析も参考にしたいと思う。