ぎっしーさんのブログ
ブログ
2008.02.04 コマツの親分登場!でした。
皆さんっ!テレビ東京系『カンブリア宮殿』見ましたか!
思わずサッカー日本代表が勝った時の川平慈英のように「くぅ~~コマツゥ~~」って感じの内容でした。『固定費を削減しても研究開発費は削らない』『男子系イメージが強いから柔道では女子を!』『開発は、まずそぎ落とす部分を決めてダントツを目指せ!』『ただし、環境・安全・ITのキーワードを忘れるな!』いやぁ~、しびれましたねぇ~。ユーザーサイドも『コマツの機械はどれも使いやすい』映像として、無人ダンプや世界中のリアルタイム建機稼動状況を見せられるとあらためて、すごい事だと感心しました。
そんなコマツの坂根会長インタビューが、日経新聞社発刊『トヨタ国富論』にもありましたので、ご存知の方もみえると思いますが、ご紹介を。
コマツは世界最大の建機メーカー、米キャタピラー社に追い付き追い越せでやってきた。
高度成長の幕開け当時、日本進出を図る巨人への恐怖心と対抗意識が〝原体験〟になっている。同じ時期、トヨタ自動車も米ビッグスリーが牛耳る北米市場に立ち向かおうとしていた。コマツの坂根正弘氏は両社の共通点、相違点を語る。
『実は大学3年生のころトヨタに実習にいった経験があります。愛知県内の事業所で1ヶ月かけて自動車のホイールを設計した。当時は実習先の企業に就職するのが普通だったけれど、個人的な恩義があってコマツに入社しました。』
コマツ入社は1963年。東京オリンピックの開催を控え、建機需要は盛り上がった。一方で米キャタピラー社の日本進出が迫り、品質改善が全社的な課題だった。
『当時の日本は、今の中国のような状況。コマツにもベンチャー企業のような元気さがあった。ただキャタピラーが三菱重工業と組んで日本に進出するとの発表があり、世間からは「コマツはもうダメだ」とみられてましたね。あとで聞いた話ですが、コマツもキャタピラーに提携を申し込んでいたようです。だが、キャタピラーは三菱重工を選び、コマツは自主路線を進むほかなくなった。だから、死にもの狂いでした。テスト用に90台余りの実験車を製作し、耐久試験を繰り返した。理論だけでなく実践に即した品質改善運動が根付いていった。もしキャタピラーと提携していたら、世界企業には脱皮できなかったと思う。』
北米でシェアを確保したトヨタと新興国に強いコマツ。企業戦略は対照的に映る。
『戦略の違いというよりも競争相手が違った。トヨタの相手はGMを筆頭とするビッグスリー。コマツの相手は圧倒的ビッグワンのキャタピラー。ビッグスリーは強大だったけれど、いずれも日本戦略が中途半端で北米中心の企業です。一方キャタピラーは40年前に日本に進出し、日本流のモノ作りの強みを吸収してきた。競争力を失った米機械産業の中で、輝きを失わない本当のグローバルカンパニーです。コマツの北米のシェアは10数%どまり。キャタピラーの40%と比べるとこの差は決定的です。逆に健闘しているのは欧米以外の新興国市場。とりわけアジアではコマツが優勢です。新興国で高いシェアを確保すれば、市場の成長に応じて業績も拡大する。商品力で負けるとは思わない。カギを握るのはサービス力だと思います。』
自動車と建機の普及には一定の相関関係があるという。新興国での拡販がトヨタだけでなく、コマツの成長にもつながると期待する。
『自動車と比較した建機の市場規模は、車両台数でおおよそ100分の1、金額では、15分の1程度。規模は比較にならないが、共通点が多くあります。発展途上国は人口増加と都市化が進み、自動車ユーザーの裾野が広がっている。車が増えると社会インフラも必要になるから、自動車普及に少し遅れて建機の需要が増す傾向があります。技術で言えば自動車も建機も、機械や電気、油圧からなる複合技術の固まり。複合技術を支える制御技術も重要で、部品点数も多くなる。部品が増えると品質管理や生産管理、コスト管理といった能力を総合的に求められるようになります。日本のモノ作りの強さは取引先を含めた開発、生産の連携プレーにある。サプライヤーを含めて品質や生産管理をどう仕上げるか。トヨタやコマツの強さはここにあります。ハイブリッド技術は自動車で先行しているが、建機も必ず後を追う。コスト削減が進み量産化できれば、建機にも使うようになるでしょう。』
資源あるところにコマツあり。ですよ。よく「節分天井、彼岸底」の相場格言ありますが、明日以降はどうかな?ゆっくり上昇お願いしますよ。
『ダントツを狙おう 品質をお客様のせいにしている限り、技術の進歩はない
仕事に惚れるべし やってやれないことはない やらずに出来る訳がない 現場・現実・現物をよく見よう』―――――コマツスピリット
※本日4日より、新部署のコールセンターに着任しました。自分の勤務先で、こんな表現は変ですが、予想以上にIT化が進んでいました。驚きました。更なるシステム化とお客様のため従業員のためWIN-WINな関係の構築を目指します。
-
タグ:
GTーRさん!やっぱり、いいわ~この挨拶!この際、みんかぶの公用あいさつ語にしてしまってはいかがですか。
>さすがコマツの親分ですね。
ぎっしーさん、入れ込みようが違う^ ^
正直、最初はそうでもなかったのですが、この会社も噛めば噛むほど味のある企業やなぁ~とすっかりお気に入り銘柄です。
>これからは本当に世界のため、人類のために更なる進化を続けて欲しいですね。
そうですね、今の勢いだと地球防衛軍のように思えます。きっと、怪獣が出現しても倒してしまいそうな...。そんな訳ないか。
さすがコマツの親分ですね。
ぎっしーさん、入れ込みようが違う^ ^
今まではキャタピラーという目標がありましたが、
これからは本当に世界のため、人類のために更なる進化を続けて欲しいですね。
>今日新聞とかにもでてたし、
ぎっしーさん喜んでるだろうなぁと思ってみにきてみました。
どうも、ありがとうございます。今朝の日経には役定再雇用者60歳で年収最大1000万という記事がありましたね。
>この人どうやら、高校の先輩に当たる方のようです。(*^^)v
自分でもびっくりしたんですけど、、、
強い因縁を感じますが。(^^ゞ
ひぇぇぇ~、まさにグレーターアジアもビックリ!!ですね。
きっと、因縁ですよ。うん。間違いない!
今日新聞とかにもでてたし、
ぎっしーさん喜んでるだろうなぁと思ってみにきてみました。
>コマツの坂根会長
この人どうやら、高校の先輩に当たる方のようです。(*^^)v
自分でもびっくりしたんですけど、、、
強い因縁を感じますが。(^^ゞ
>直接関係はありませんが石川の企業が注目されるのは
うれしいもの。がんばれコマツ!
そうですよね、地元の企業のグローバル成長は、素直にうれしいものですよね。東京や大阪などの都心ではないところで頑張る地方本社の日本企業。デンソーもそうですけど、まだまだ、日本中に埋もれていそう。全部まとめてコマツの建機で掘り起こせぇ~ってな心境です。
来期はコマツも成長は鈍化すると思われますが、中長期では、まだまだ伸びていく企業かと、個人的には、思いますよ。ダントツを狙う企業風土はすごい!会長のリーダーシップが良いですね。
>噂には聞いていましたが、世界中のリアルタイム建機稼動状況があそこまでのものとは思っていなかったのでビックリしました!
そうそう、映像で見せられると迫力ありましたね!
また、村上龍氏の司会も良い味だしてました。あの、ボ~としながらの進行はとてもGOODです。私も昔(『13歳のハローワーク』出版したころかな)地元の講演会で、村上龍氏の話を聞いたことありますが、本物の彼は、もっと、ボケ~ッとしてました。もちろん小池栄子の旦那は今年の初ハッスル名古屋大会で応援してきましたが。あっ、イカン!話が別の方向へ...失礼しました。頑張って欲しいですね、コマツの親分!
コマツは石川県の重要企業。最近各メディアでとりあげられ
見直されてきたましたよね~。
先日はがっちりマンデーでもやってたし。
直接関係はありませんが石川の企業が注目されるのは
うれしいもの。がんばれコマツ!
ちなみに石川はテレ東系ありませんので番組はみられ
ませんでした...
みました。
コマツはじめて聞きました。でも海外進出している企業は今後も伸びると思いますし、開発費に資金を使うなどお金の使い方は鋭いと思います。