花野山 裏道さんのブログ
夏休中断。
米国民、特に投資家筋にとってはAAAからAA+に格下げになる屈辱はよほど耐えがいことだったのだろう。
先週の流れを考えると、ある程度、S&Pの格下げは報道を織り込んでいるものと思っていたが、前述の通り全くもってそうではなかった。
欧州→米国→アジアという負の連鎖を止めないと、リセッションへの危機が訪れることになる。個別的にも売りが売りを呼ぶ最悪の展開となってしまう。(日本でも追証発生から、証券会社では電話がひっきりなしだという。)
また、日本だけでドル買い支えをするのにも限界がある。他の国はドル高をむしろ歓迎しているようだ。(勿論、急激な相場の変動は望んでいないが。)
しかし、木、月のNYのパニックというべきドラスチックな下げっぷりはむしろ歓迎するところ。むしろ、だらだらと下げトレンドが続くよりはタチがいい。FOMCでかなりの具対策が出されるはずで、今週は下げ続けるとの専門家筋の話はあるが、案外週後半あたりからは相当の自律反発があるかもしれない。
ということで、夏休みをしている場合ではなく、そろりと買い出動するタイミングをかもしれない。
ただし、イギリスで起こっている暴動は予想外で、今後どう動いていくのか注視する必要がありそう。
基軸通貨はやはり$なのでは。
しかし、金価格の高騰は異常です。
今度はフランス国債格下げですか?
どこかに仕掛け人がいるような?
いずれアメさんは落ち目です。