su-postgresさんのブログ
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私の場合:長期投資の買い方と売り方
基本的には数年間は保有するつもりで売買するので、取引回数は少なくなる。
ただし、入れ替えると決めたらテクニカルはほとんど無視して全て成り行きで注文を入れ、即座に約定させる。
目標価格は少なくとも1.5倍をねらうので、買い、売り時の多少のでこぼこは気にしないようにする。
その代わり、ほとんどの銘柄は保有した後で1度は含み損を経験することになる。
明確な売買基準を自分でイメージできてない場合は、日々の株価の上下で一喜一憂し、リターンを得る前に売却してしまう人がほとんどであろう。
1年で2倍、3倍になる銘柄でも日足は意外とあがったりさがったり(※1)である。また、株価が大きく動くときは、上下を問わずボラティリティ(株価変動幅)も大きくなるので、基準をもってなければたいてはこういう局面であっさり振り落とされてしまうのである。
長期投資の場合、順調に業績を拡大した場合、業績拡大とPER向上の両方でキャピタルがふくらむ。
その反面、長期保有リスクがある。
ポートフォリオのでかい部分を占める銘柄で突然の不祥事やリコール、業績下ぶれによる株価大幅下落の可能性もある。
したがって、こうしたリスク分散のために、ポートフォリオは適度に散らしておくのが正解で、よほど自身がある場合に投資額の3割程度を1銘柄に集中させるようなやり方がいいのではないか。
※1:数学的に簡単に証明できます。
1年365日で株価が2倍になる場合の1日あたりの平均リターンは0.2%以下です。実際に、1年で株価が2倍になったとしても、株価が前営業日より上がる日と下がる日はほぼ同じ日数となります。
コメントありがとうございます。
同じような考え方の方がいると、心強いです。
PICKS参考にさせてくださいね。
長~く成長する銘柄を長~く保有できるといいですね。
非常に共感できる投資スタイルです!
> 明確な売買基準を自分でイメージできてない場合は、日々の株価の上下で一喜一憂し、リターンを得る前に売却してしまう人がほとんどであろう。
まさに、5月までの私はこんなスタイルでした。
株式投資が本業ならそれでもいいんでしょうけど、
投資に割く時間も限られてますので、
「一喜一憂しない投資」「約定回数の少ない投資」
を目指し始めました。
「これだ」っていう銘柄(自信を持ってホールドできる銘柄)を買わなきゃいけないので、企業を見る時にチェックする項目が増えました。
別の日記にありました「評価項目メモ」のようなもを持つ事が大事だと私も思います!