はるるっぴさんのブログ
悪いインフレに備える
素人のひとりごと日記です。
最近、同窓会があって、いろいろな人と話をした。
今年の大手企業の新入社員(女性)に聞くと
競争率400倍だったと聞いていると言っていた。
以前、100名採用していた企業が4名しか採用しなくなったらしい。
(別の大手企業の新入社員に聞くと競争率1,000倍と言っていた。)
(いろいろあるので正しい数字とは思えないが、就職戦線が厳しいことがわかる。)
「仕事に慣れましたか~」と聞くと
答えが返ってきた。
「お局様が厳しくて大変です。」(・.・;)
と言っていた。
メガ(メガバンク)に勤めている後輩と話をした。
「証券の出向から戻ってきた人からいろいろ教えてもらっているので
自分は、これからどうなっていくのかわかります。証券から戻ってきた人の話を聞くと
勉強になりますよ~」
と言ったので、いろいろとは何かと聞こうとしたら
横から親しい先輩がきて「おまえ少女時代のこと知っているか?」と聞かれた。
先輩に話題を合わせないといけないので聞くことができなかった。
・・・
さて
悪いインフレに備える
防災マニュアルなどを参考にする。
そのうえで
○水と食料の確保
この機会に家を掃除する。
食料と金銀財宝、薬などを保管するスペースを確保する。
飲料水と保存食をある程度サイクル的に備蓄する。
白米より玄米の方が長い間保存できる。
サイバー攻撃のあとは、将来ウィルス攻撃も想定できる。
ウィルスには、深蒸し茶や酒粕レシピが予防になる。
感染したときは、麻黄湯も効果がある。
タミフルは、副作用に配慮する。
(くわしくは、責任のある立場の専門家へ)
人々は、お金がなくても暴動を起こさないが
食べるものがなくなると
暴動が発生する可能性がある。
(世界で起きている部分的な紛争からもイメージできる)
江戸時代の主婦も食べるものが無くなったので
決意を固めて米騒動を起こした。
水と食料と生活必需品は、ある程度確保したいもの。
今のうちに農業関係者と仲良くしておくのもよい。
缶詰も原産国と、どれが美味しいかチェックしたい。
○現物資産の確保
インフレになると通貨の価値が下がるので
その裏側にある現物資産の価値が見直される。(モノによる。)
特に、節約できない食料品価格が上昇しやすい。
(淡路島産の新玉ねぎは、美味しいが
たまねぎには先物市場がないので優先順位は後になる。)
ただ、農業をするのは簡単ではないので
とりあえず、比較的わかりやすい金銀財宝を確保する手段もある。
価格が高騰すると、偽物がたくさん出てくることが想定できる。
また、国税局も黙っていない。
静かにわかりづらく行動するだろう。
現在は、通貨の信認が揺らいでいるので
(日銀白川総裁のオオカミ少年でない発言)
教科書的な資産の10%くらいよりも多めに保有すべきとする意見もある。
(買い方は、自分の実力の見せ所です。)
預金封鎖のようなことも想定外ではない。
放射能に対するリスクにも注意を要する。
(すでに金地金会社の社員さんと話をしている。)
積み立てと現物を分けて保有するのもひとつの選択肢になる。
(金ETFは、どちらかと言えばプロの世界かもしれません。)
(三菱系の金ETFは、現物の裏付けがあるのでしょう)
現物で保管する場合は、盗難リスクに対応できるよう
知恵を絞ってほしいもの。
金銀財宝の例
金(ゴールド、世界的なもの。「通貨」の顔を持っている)
プラチナ(日本的なもの、自動車触媒と関係する)
銀(ヨーロッパ的なもの、銀食器など)
パラジウム(プロフェショナルの世界。銀歯など)
基本的には、金は守り、銀は攻めに使う。
将棋にたとえると、敵陣に突っ込んだとき
銀将は、成銀になる。(銀を金に交換する。)
その他、将来も価値の残りそうな美術、骨董品など。
不動産や飛行機は、より高度な知識と先見性が必要になる。
株式投資は、現在は長期投資がなかなか難しい。
基本的には、リバウンド狙いになるのだろう。
現在は、金融危機が進行中なので
複雑な金融商品や旨い話には慎重に対応してほしいもの。
○防犯グッズ
日本の大震災後、日本の秩序正しい行動に外国人が敬意を払い
そのことも日本株反転上昇の理由のひとつと説明する専門家もいた。
実際は、盗難が起きている現実が後から報道されている。
(悪いことをする人は、どの国の人かわからないが問題外。)
現場を知らない著名な学者や専門家の意見に引き続き警戒したい。
経済が後退し金融不安が出てくると
治安が悪化する。
コミュニティを大切にして
助け合いが今まで以上に必要になる。
また、ビジネスチャンスにとらえて
効果的で安全な防犯グッズを発明し
販売する企業が登場することを期待したい。
○パスポート
子供たちの身分証明書にもなる。
○歴史から学ぶ
過去の悪いインフレが起きたとき
どのようなことをした人たちが助かったのか
参考にしてもよいかもしれません。
歴史から学ぶ。
○情報武装
何か大きな歴史的な事件が起きるときは
その前兆がある。
見逃さないために、正しい情報のアンテナをたくさん持っとく。
○デリバティブのヘッジ活用
これも有効な手段ですが
多くの人々が想像する以上に難しく高度な知識がいる。
少なくとも見識の高い人でないと
危機が発生する前に、自分が危機に陥ってしまう。
(自分をコントロールできない人は、不向き)
(深い知識のない人は、やめとく。)
(儲けようと欲のある人には、向かない。)
本当に実戦経験豊富な人は
デリバティブでリスクヘッジすることも
ひとつの選択肢ではある。
○仲間
普段から、信用できる仲間を作っておく。
自己中心的な人とは、疲れるから表向きの付き合いにしておく。
善良な人たちは、もちろんのこと
社会貢献意識のある人と、実務知識の豊富な人とも仲良くしておくとよいかも。
健康知識も大切なので、西洋医学、東洋医学の両方に本物を知っておく。
金融危機は、人災なので
また来ることがわかる。(問題の先送りも限界がある。)
あせらず冷静に対応したい。
原発問題や余震、ポールシフトなどデリケートな問題はすべて省略。
現在は、資産を増やすことより
いかにして資産を防衛するのかを真剣に考えるのが得策だと思う。
資産のない人は、頑張ってコツコツ働くしかない。
(働きながら、資産運用をするのが基本)
(もともと投資は、お金持ちの世界)
(仕事がないなど、いろいろあることはわかる。)
わかる人だけが万が一の
悪いインフレに備えてもよいかもしれません。
厳しい時代の後は、ルネッサンスが来ると
希望を持ちたいものです。
PS.
おすすめの本です。
フォールト・ラインズ
「大断層」が金融危機を再び招く
ラグラム・ラジャン
シカゴ大学経営大学院教授
米マサチューセッツ工科大学で博士号を取得
最年少でIMF(国際通貨基金)チーフ・エコノミストになった教授。
インド財務省、世銀(世界銀行)、FRB(米連邦準備制度理事会)顧問を歴任。
(専門的な難しいことを、わかりやすく説明しているビジネス書だと思う)
よくわからない長期投資家は
シカゴの地図⇒シカゴ大学
⇒シカゴ・マーカンタイル取引所
⇒CME Groupの順番でチェックするのもよい。
少し前、日経平均10,000円を超えた時
根拠なき(論理的な根拠があればわかる)
楽観論の専門家の皆さまが経済専門誌などで強気論をコメントされていた。
ボリンジャーバンド(歌手の名前ではない)が
+3σラインを超えていれば
少なくとも「買い」はない。
長期投資家は、専門家に頼れないので
知的好奇心を満たすために、勉強するのもよい。
少女時代のメンバーの言葉より
天才は努力する者に勝てず
努力する者は楽しむ者に勝てない。
ハルルッピさん
はじめまして。
休みで、時間があったので、長文の日記を拝見しました。
いろいろと普段から、考えているのですね
一つだけ、
メガ(メガバンク)の後輩さんとの話の
「証券の出向から戻ってきた人からいろいろ教えてもらっているので
自分は、これからどうなっていくのかわかります。証券から戻ってきた人の話を聞くと勉強になりますよ~」
のところの、これからどうなっているのか、につき、その方が何を言おうとしたのか、が、特に、気になりますね。