Micky G. Albertさんのブログ
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『メンタルコンディションはどうか?』番外編!超大損!
先日の予想がどはずれだったことも有り、今回は私の恥ずかしい大失敗取引について書こうと思います。
火曜日の予想は外れたのですが、私は豪州指標、NZ指標の時の様な事がない限りほとんどポジションを取るのは欧州組参戦以降なこともあり、そこそこの利益を得ることが出来ました。これは、マイルールを守り、しっかり寝てフィジカルの準備がととのい、出社後落ち着いてから取引しているという事が大きかったと思います。
一方・・・今回お話するのは、『これぞまさに狼狽!!!!』といえる大失敗取引についてです。
私は昨年の5月より為替のチャートを張り付きで見て、6月1日に3万円の資金から為替を始めました。6月4日の午後までの間に逆スキャルピングとでも言うべく超小幅連敗を積み上げ、残るは22000円になり、『向いてないなぁ・・・やめようか・・・』となりチャートを別画面で眺めながらプログラムを書いていた21:30の雇用統計・・・運命の時がやってきました。『そうか!!!!ここで稼ぐのか!すごいぞFX!』、この日から指標中心、経済発表、要人の発言といったほぼファンダメンタルオンリーな形が出来、7月1日までに300万円をちょっと超えるところまで資金が増えました。
この時は『自分・・・為替について天才的かもしれない・・・』とかなり本気で思い、家でも奥さんが『為替やるようになって楽しそうな顔の時間が増えたね』と大喜びでした。
が・・・
あのリバモアだって何度も破産するのが相場・・・
ましてやFX初めて1月の兼業なんてねぇ・・・
そのうちだめになるに決まってるじゃん・・・
運命の時はやって来ました。6月4日の雇用統計が度派手だったこともあり、毎回このくらい動くと思い込んでいた(6月は指標はほとんどのがわりと大きく動きました。)ので、毎月やってくるFXの最大イベント雇用統計で全資金の半分を投入しました。私にとってこれは当時最大の大玉だったのですが、スピード注文にロット数を入れて21:15にはスタンバイ。AUD/JPYで張り込み運命の21:30・・・
『さぁぁぁて騰がるか下がるか・・・』
『よし来た買いじゃー!!!!』
初動0.1秒以下で快心のクリック!いつものように含み益がばりばり増えていく・・・増えて・・・なんで数字赤いの???????
私は『売る』と『買う』を間違えて押していました・・・。
『しまったぁぁぁぁぁ・・・』
ここで取る正しい決断は以下2つが主なところだと思います。
1 腹をくくって逆指値をかけて見守る。反転して利益になったら直ちに決済。
2 理由は何であれこれは明らかに自分のミス、敗北、ここで手仕舞いしてPCの電源も落として土日は相場を忘れる。
しかし、私はここで損を確定し、決済。そして今度は今の半分の資金で買いを入れました・・・。
ところが!!!!ここで約定したのは天井の値段、そこからばりばりと下がる下がる・・・。
『いかん・・・狼狽してしまったか・・・』
そして手仕舞い。1分30秒くらいの間に160万円が飛んでしまいました。
これはもう、問題外として言いようがない・・・。
これは今でも心の準備が出来ていなかったと思っています。メンタル以外にも問題はあったのですが、心の準備、自分のメンタルのマネージメント能力の範囲で未然に防げることだったとも今でもおもっております。
私のメンタル面で問題があった主な点は以下の通り・・・(当時の反省記では40箇所ほどのメンタル面の準備不足が書かれています)
1. 最初の1月が好調すぎて指標の度に浮かれモードだった。
2. AUDばかりを取引&ロングばかり選んでいたが、『ギリシャショックも一山超えて、リバウンド局面のはず!はずれてもスワポがたまるのをまてば大丈夫!年内に必ず85円にはなる!』という理由で上に行く&スワップポイントと思えばロングで最初こけても問題なしなルールなはずなので2度目の損切りは不要。その最初に転んだ時のシミュレーションを行わず、うまくいかなかった時の心の準備がかけていた。
3. 6月4日の雇用統計で『これロングでもってたら悲惨だな・・・』と感じたことを思うとこの時と同じだけ動いてうまくいかなかった時に狼狽しない程度の大きさであれば損はしても狼狽して大損はしなかった。
なにしろ、『浮かれてて、シミュレーションが出来てなくて、失敗した場合に狼狽するくらいのポジション』ですからこの操作ミスは当然の結果と言えると思います。
ちなみに、この時のAUD/JPYの動きは・・・
最初に間違えてショートしたのですが、この状況から70銭下落(最初のミスですら頬って置けば爆発的利益)、さらにはこの日を大底に月末には79円を回復(次のロングも放っておくだけで爆益&スワポも大きくポジを見てるだけでニヤニヤできる1月が確定)
今でも思い出したくない事ではあるのですが、人は狼狽するともはやそれまでのその人とは完全に違う人となってしまいます。もしかしたらこの狼狽した姿こそが本来の姿かもしれません。
『最強の敵は自身の中にいます』
『最も心強い味方も自身の中にいます』
『人はかくつよく、かく弱い』本当にメンタルは大切です。
視野を広くし、謙虚さとシビアな公正さを持って向き合っていれば貴方は非常に心強い味方と共に向き合っていられます。
こんな馬鹿な損をするのは私だけでいい・・・そう想いこの日記を投稿させていただきました。
これを読んだことでメンタルの状態が良い状態で相場に挑み、みなさんがより利益をだせるように成るお役に立てれば私は幸いです。
昨年の5月から今年の7月1日で、
3万が300万になったのですか。
凄いですね。
為替は精神的な要素もありますよね。
大きく儲けた後は注意しないといけません。
損益表示見て「ゲッ」
ショートメールですみません
コメントありがとうございます!!!!
昨年の6月1日~7月の2日の雇用統計の前まで・・・ですね。
ただ、この時はリスク管理をあまり考えずばんばん行ったこと。20日以外は1日の中でほとんど流れが変わらなかった日が多かったので非常に運が良かったとおもっています。しかも20日は20:30頃に流れが変わったのですが、私はたまたま20時すぎから食事・・・その後ちょっと打ち合わせをして戻ってきたら下げ下げモード。騰がる方も下がるほうも乗れてしまったのも非常に大きかったです。
為替は私はメンタル7割だと思っております。
大きく儲けた後・・・本当に言われるとおりだと思います。注意と気持ちの引き締めが重要だと思います。また、儲けたときも悪い点があれば、損したけれど良かった面もある時があると思いますので毎日の反省会が極めて重要だとこの日、再再再再再再・・・・・・確認いたしました。
おはようございます。コメントありがとうございます。
誤発注&気がつかないでそのまま・・・恐ろしいですよねぇ。凄く気持ち分かります。こういうことが起きないためにも落ち着いた気持ちでトレードしたいものです。
FXは思わぬところで上下するのでしっかり経済指標などを見ていないといけませんね。
私はリーマンショック前の景気のいいときから始め、のほほんと毎朝プラスになっていくのを眺めていました。
株取引と一緒で買いばかりで、どんどん投資額を増やしていましたが不安は全くなかったです。
そのあと大暴落。。。。
あのときはすごい動きでびっくりしました。
すぐ売りを沢山入れプラスマイナスゼロにもっていったのですが、証券会社がいくつあったので手が回らずすごく大きな損失を負いました。
それからはじっと見ていられないときはOCO決済にしたり、大きくポジションを持たないことにしました。(今思えばそれまでは本当に無防備でした)
今は大きくプラスにならないですが平穏です(笑 )
この時のマイナスは本当にすごいですが授業料だと諦めています(笑 )
武術の《残心》には、一対一で剣の達人同士が命のやり取りをしている最中、《相手を切った手応え》を感じた瞬間に勝ったと勘違いして…息の根を断ったのを確認しない内に気を抜いてしまい、意外にも未だ十二分に息のある相手から逆転敗けを喫して敗ける実際の数々の反省から生まれた勝負の言葉だと思います。反転して《勝負は最期まで勝ちを諦めない戦いをせよ》という事でしょうか!?
自分もFX始めたばかりの頃は、
デモトレードもやらずに手探りでやっていたため負けた時など悩みすぎて、
次ぎのポジションを小さくし過ぎ利益をあまりあげられない事がよくありましたw
しかし今では焦ったり悩み過ぎて失敗する事もなくなりました。
初期の失敗は成功の元ですね♪
コメントありがとうございます。
動きが早い上、決定的に動く場面がありまたこれがその後の流れを変えてしまうだけに怖い面がありますよね。
しかし、リーマンショックを体験されていましたか・・・私はこの頃は株式も為替も全く行っていなかったので、チャートからしかその凄さを知るすべが無いのですが、凄かったと思います。GBP/JPYが一日で21円も下落した日があったと思いますが、この日のチャートの動画がネットに上がっており、それけで背筋が凍る重いでしたから、リアルでの体験は凄かったと思います。
『喉元過ぎると熱さを忘れる』ではないですが、調子の良い状態が続くと本当に無防備になりやすいですよね・・・。私もこの日の取引からさらにいろいろと考えるようになりました。
コメントありがとうございます!
そうなんです・・・投資自体はブランクはあるものの、以前の頃からやっていましたので浮かれてないつもりだったのですが、周りから見るとどう見ても浮かれている人だった模様です。
ほとんどのポジションはスワップポイント実験用だったAUD以外はその日で決済という事で行っていたので、ほとんど毎日の開始は全てがキャッシュポジション&時々出金(週ごとに利益の20%を出金するようにしています)というルールなので損はならないものの、痛すぎる一敗でした。
武術の感覚、24時間いつでも命を落とす可能性があるというのと相場の感覚は親和性ありそうですね。
残心の考え方。武術については詳しくないのですが、最期まであきらめない戦い方で出来るということは『どこかに余力を残しておく』(そうでなければあきらめたくなくてもあきらめざるを得ない状態になってしまう。)同時に相手もそういう備えをしているわけなので勝ったと思っても少し反撃に備える・・・というのが重要なのでしょうねぇ。
コメントいつもありがとうございます!
なんというのか、凄いなのか凄い馬鹿なのか・・・という感じです。
相場で大きく増やす単に重要なことの一つとして『最初の数ステップで大きく勝つ』というのは重要なんだと思っています。そういう意味では『なんかうまく言った人』という感じではありました。
初期の失敗は成功の元。
そのとおりだと思います。と同時に、初期の失敗からだらだらと負け続け退場という人も多い(というよりそういう人ばかり)なのですが、そうならないで物に出来ているということは鬼瓦さんは『後始末』にあたる反省会が出来ているというだと思います。
でも、リスクについて教えていただいてるのに、木曜日にやってしまいました。
もう一度、日記を読み直しをさせていただきます。
貴重な体験談を有難うございました。
メンタル7割、いや10割かもしれません。
だから欲張って、大きく張ると耐えられず、
狼狽して大失敗するのだと思います。
私は常に余裕を持って、
何事も分相応を心懸けています。
おはようございます!コメントありがとうございます!
昨日も株式はキツイ下げでしたねぇ・・・ただ、このままひたすら落ちたりはしないと思います。むしろ今日か来週には反転モードに転じると思っております。反転したらこの下げ分のスプリングボード効果で騰げも大きいと思います!
私はほぼ為替ばかりを見ているのですが、
1. 本当にこのままずるずるいく位危険な下げであればEUR/USDやAUD/USDも派手に騰がるようなことは無い。しかもEUR圏は北アフリカに近いので地学的にも下げてよいはず・・・なのにそうならないどころか祭り騰げ!
2. 商品相場の原油が小幅だが下げた。
3. いよいよ独裁政権も終りな感じ。
という理由で大丈夫だとはおもいます。
ただ、結果的に反省材料となるトレードであればじっくり見直してみると良いと思います。即効性のあることではないとは思いますが、じっくり行きましょう。
ベテランの方の重みのあるコメント、ありがとうございます。
メンタルの比率、為替は特に大きいとほんと毎日の様に感じます。
>だから欲張って、大きく張ると耐えられず、
>狼狽して大失敗するのだと思います。
まさにいわれるとおりだと思います。
そうでなくてもFXの場合(特に日記に書いた7月の時点では100倍ですから・・・)、所持金より大きいお金を扱うので最初から狼狽する要素山盛りなんですよね・・・。
>私は常に余裕を持って、
>何事も分相応を心懸けています。
すばらしいと思います!
『分相応』『身の丈の範囲』これを超えるとどうしても判断をミスしやすくなります。この部分のコントロール&マネージメントを心懸けてられるのは流石、と思います。
~『いかん・・・狼狽してしまったか・・・』~
Micky G. Albertさん心配しなさんな。
私のマウスも私の言うことを聞かず、昨日勝手に買いを
入れてしまいました。 ^^;
本当にみんかぶの皆さんの失敗を見させて頂くと
こころ強いなあと、勇気が湧いてきます。
今日こそ、理性を発揮させがんばりましょう。よ♪♪
私も若いときは無茶したものです。
自分の分相応が分かるのはやはり年のせいでしょう。
誰でも自分の限界を試したくなるものです。
しかし、ある時名前は忘れましたが、有名な相場師が、
「お金というものは無ければひもじくて苦しいが、
あり過ぎるのもまた別の苦しみである」というのを見て、
少し考えが変わりました。例えば、
満腹でもさらに食べなくてはならぬ苦しみ!!
といえば想像もつきましょう。
ご参考まで。
コメントありがとうございます!
な、なんと~~~~・・・それはいけないマウスですねぇ~w
しっかりと『人の道』ってものを叩き込んであげないといけないですね。
金曜日の欧米市場を見る限り、北アフリカで事件がおきなければ月曜日は堅調な流れになりそうですね!がんばってまいりましょう!
コメントありがとうございます。
本当に、分相応をわきまえること、非常に重要なことだと思います。アドバイスありがとうございます。
>「お金というものは無ければひもじくて苦しいが、
>あり過ぎるのもまた別の苦しみである」というのを見て、
本当に名言ですねぇ・・・。10月位から意識しているのですが、腹8分目・・・その日に派手に利益が出続けた日は適当なところで手仕舞いしてその日は寝る・・・。
というのを実行しております。
これはどうも2つのメリットがある模様で以下の2点を避けることが可能ということだと思います。
1. 短時間にあまりにも取引を続けると『構想』→『準備』→『実行』→『後始末』な状態から『構想』→『準備』→『実行』→『実行』→『実行』→『実行』・・・ となってしまう事で1トレードあたりの『構想』『準備』『後始末』が薄くなってしまい結果的に雑になること。
2. ひたすらトレードを繰り返すとどこかで負けトレードが必ず入る。
メンタル7割・・・
私もそう思います