目からウロコのワンポイント投資セミナー 【感想】

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

フォーナインさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ74件目 / 全369件次へ »
ブログ

目からウロコのワンポイント投資セミナー 【感想】

10時スタート、19時終了と今まで参加した中で一番、長時間のセミナーでしたが、気絶することなく完走できました(笑)

 

<債券投資の基礎知識>
木村証券経済調査部のチーフエコノミストの方が講師でした。

 

表題の通り基本的な話が中心でしたが、今まで聞いたことがなかった話として、
二重通貨債(デュアル・カレンシー債)→購入代金の払い込みと利払いが円貨建て、償還が外貨建て
逆二重通貨債(リバース・デュアル・カレンシー債)→購入代金の払い込みと償還が円貨建て、利払いが外貨建て
新発国債の発行価格が100円超→オーバーパー
100円未満→アンダーパー
米国の10年国債流通利回りは大底を打った可能性がある←過去のコンドラチェフ循環どおりに推移すると仮定すると、今後、20~25年間の長期にわたって経済発展が可能と考えられ、債券から株式に投資の主流が変化する可能性もある。

 

<投資信託の基礎知識>
日興コーディアル証券アセットマネジメント・マーケティング部の方が講師でした。

 

普通分配金と特別分配金、分配金原資の考え方については初めて聞く話で勉強になりましたが、図説がないと理解し難い話でした。良く出来た資料でしたが2箇所、タイプミスがありました(笑)

 

<資産運用スキルの磨き方>
マネックス・ユニバーシティの内藤忍社長が講師で、基調講演のためこのコマだけ90分でした。(他は50分)
時間帯なのか内容の所為なのか、少し女性の参加者が増えてきたような感じが...

 

将来の資産=(収入-支出+現在の資産)×運用利回り
年収÷2000で凡その時給が計算できる。収入を増やすには労働時間を増やすか時給を上げるしかない。他人に出来ない仕事、稀少性が労働価値を高める。
人生の3大支出は保険、教育、マイホーム。東大卒でさえ毎年3000人増え続けることを考えると中途半端な学歴だけでは経済的に無駄になる。持ち家か賃貸かは損得で考えようとするのではなくライフスタイルで考える。不動産価格も賃料も市場原理が働くのでハッキリとどちらが経済的であるという答えは出ない。
投資には人を出し抜くアクティブ運用と市場の成長を享受するインデックス運用の二通りがある。
72の法則。
低コスト、インデックス、積立て、長期、分散が投資の5原則。プロでもアクティブ運用は難しい。公募投信でTOPIXを上回る運用成績を残せるのは全体の18%程度。
バランス型ファンドは内外株式、債券、REITの詰め合わせ。信託報酬1%以下のものが好ましい。
投資でお金を増やすのは目的ではなく手段であると心得る。
現状を把握し、目標を設定することで、適切な手段を選択することが可能になる。

 

<ETFの仕組みと選び方>
東海東京ファイナンシャル・ホールディングス商品戦略部の部長さんが講師でした。

 

Exchange Traded Fundsの略。
通常の公募投信と異なり、取引所に上場しているため、通常の株式と同様に取引できる。
東証と大証に合計112銘柄が上場している。名証でも春先に2銘柄が上場する予定にある。
十分な流動性(出来高や売買代金)のある銘柄を選択するのが好ましい。

 

<REITの仕組みと選び方>
大和証券名古屋支店法人課の方が講師でした。

 

Real Estate Investment Trustの略。
会社型と信託型の2種類あるが東証に上場しているのは全て会社型。会社といっても事業会社のように社員をおいたりはせず、単なる箱のようなもの。
オフィスビル特化型を始めとして7種類の型がある。全部で35銘柄あり分配金利回りの平均は4.38%。
REITで設立される法人は利益の90%以上を投資家に配当することで法人税が課せられなくなるため、不動産事業の投資効率としては優位性がある。
REIT特有のリスクとして、運用会社の運用の巧拙が運用益に影響したり、不動産は換金しにくい資産であるため運用規模を縮小せざるを得なくなると損失が増大したりすることなどがある。
EPS:一口当たりの当期利益。
PML:地震による予想最大損失率。
FFO:当期利益+減価償却費。
NAV:基準価格÷1口当たり純資産。
LTV:資産総額のうち有利子負債の残高が占める割合。

 

<外国債券・外国投資信託の仕組みと選び方>
野村證券名古屋支店営業部ファイナンシャル・サービス課の課長さんが講師でした。

 

<株式投資の基礎知識>
安藤証券調査部の部長さんが講師でした。

配布された資料は今日のセミナー用に作成されたものではなさそうでしたが、様々なデータをグラフ化したものがテンコ盛りで今日一番の戦利品だと思います(笑)


持たざるリスクを強調されているような感じがしました。
定番のヒット商品がある企業は中長期投資に向いた銘柄といえる。
IR情報を見るときは単年だけでなく複数年さかのぼって目を通した方が良い。
自己資本比率が高い方が経営は安定している。
有利子負債>売上・・・×
売上が増加傾向にある・・・○
利益を上げていても特別利益計上で帳尻を合わせている・・・× 例)ライブドア
PERが10倍台以下は割安といえる。
日経平均は12500~13000円の局面があっても良いのではないかと思っている。

 

<投資情報の調べ方・活用法>
岡地証券投資情報室の室長さんが講師でした。
ハッと気になって周りを見回したら、いつの間にか前後左右斜め全て女性でした(笑)

 

経済の基礎知識を得るにはアカデミックな書籍に目を通しておくことが好ましい。
企業説明会やセミナーに参加したり、優れた人脈、サークルの中に入ることが好ましい。アナリストもアナリスト同士の勉強会を開いて情報交換をしている。
情報収集をするにあたっては、年間のタイムスケジュールを理解し、一年間を4つに区分して整理する。大きな流れを把握するためのものとして、日銀金融政策決定会合とFOMCがあるが時期は予め決まっている。企業は四半期ごとに決算を公表している。FOMCは6月に政策の変化が出る可能性を示唆している。市場は前倒しで織り込みに行こうとするので4月ごろに変化があるかもしれない。
毎回、チェックしたい経済指標としては、
日銀短観(年4回)
景気ウォッチャー調査(毎月上旬)
鉱工業生産指数(毎月月末)
全国百貨店売上高(毎月下旬)
貿易収支(毎月下旬)
があり、景気ウォッチャー調査と全国百貨店売上高を対で目を通すとヒントになったりすることが多い。
新しい指標として、幸福度を測るというのがあります(笑)
これから起きそうなこと
・大幅な歳出削減と増税
・温暖化に伴う天候異変
・就職氷河期の常態化
・晩婚化の進展と無縁化の広がり
・介護難民の急増
・格差の拡大
逆風下で伸びていく企業とは
・夢と希望を与えてくれる企業
・人々から愛され続ける企業
・技術にこだわり続ける企業
・高齢化社会支援企業
・新興国の発展に貢献していく企業
・新たなビジネスモデルを確立した企業
温暖化に伴う天候異変+新たなビジネスモデルを確立した企業⇒ウェザーニュース社

 

セミナー内容とは関係なしの戦利品。

 

今度はこれに参加しようかな。

 

4件のコメントがあります
  • イメージ
    円鈴さん
    2011/1/23 22:56
    これは良いレポートありがとうございます~♪
  • イメージ
    フォーナインさん
    2011/1/23 23:57
    こんばんは。

    昨年から積極的にセミナー参加するようになりましたが、今回は今までで一番、若い女性の参加が多かったですね。

    山ガールの次は、株ガールかもしれません(笑)
  • イメージ
    kfjさん
    2011/1/24 05:43
    ☆フォーナインさん

    詳細なご報告,どうもありがとうございます。まとめられるのに
    随分お時間がかかったことと思います。

    私も昨年は毎週末のようにセミナーに通ったものですが,昨秋よ
    りこれまた毎週末別の用事が出来,それも叶わなくなっていると
    ころです。

    今後ともよろしくお願いします。
    m(_._)m
  • イメージ
    フォーナインさん
    2011/1/24 22:32
    kfjさん
    こんばんは。

    書き始めるまでは億劫ですが、一旦、書き出してしまえば勢いです。とはいえそれなりに時間が掛かってしまいますが(笑)

    セミナー出っ放しですと資料を読み返すことも中々ないので直ぐに忘れてしまいますが、復習のつもりで日記にまとめれば読み返すのが楽だし、知識の定着にも役立つだろうという感じです。

    偶にしか書きませんが気が向いたらまた覗いてやってください。こちらこそよろしくお願いします。
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。

ネット証券比較

みんかぶおすすめ